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7/9(火)のマーケットレポート ☆☆

おはようございます。
昨日の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000のうち、S&P500とナスダックは上昇、ダウとラッセル2000は下落でした。

S&P500は今年36回目の最高値更新となりました✨

S&P500は、引き続き、50日移動平均線よりも上にいます。

S&P500の7月月間騰落率はプラス幅をキープしています。(+2.1%)
年初来騰落率はプラス幅をキープしています。(+16.9%、為替込み+33.8%)


株価チャート

【米国市況】S&P500が最高値、年内利下げの見方-ドル161円台前半

センチメント

Fear & Greed Indexのポイントは1ポイント後退しましたが、引き続きNEUTRALの水準です。
株価指数は上昇していますが、AD line(騰落株線)は引き続き小型株が弱いです。

しっかりと数値を確認しつつ、どっしりと構えていきたいと思います。

引き続き、円以外で資産を持つことの大切さを感じます。


米CPI、株式市場揺さぶりへ-JPモルガンのトレーディングデスク

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長期金利

米長期金利は上昇(債券価格下落)でした。
Bloombergによると「午後に入り、堅調な3年債入札(発行額580億ドル)を手掛かりに下げを縮小。ただ欧州債が軟調な展開となり、米国債全体に重しとなった。この日は期間が短めの債券がアウトパフォーム。政策緩和が行われた際に短期債の方が恩恵を受ける可能性がより高いとの見方が背景にある。」

とのことです。

引き続き50日、200日移動平均線を下回って推移しています。
短期トレンドの21日移動平均線で跳ね返されたような感じがします。

為替

ドル円は若干の円安ドル高です。
主要通貨の強弱でも円は弱いですね。。。

円は161円台前半に下落、FRB議長証言後の米金利上昇でドル買い

債券下落か、FRB議長証言で米金利高ー債券市場参加者会合も重し

原油

原油価格は下落です。
Bloombergによると「パウエル議長の議会証言を消化する中で、レンジの大きさが顕著な取引となった。テキサス州ヒューストンの石油設備はハリケーン「ベリル」の影響を持ちこたえ、復旧作業の進展を報告。弱気センチメントに拍車がかかった。」

とのことです。

引き続き50日、200日移動平均線を上回っています。

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注目企業決算/ニュース

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経済指標

昨日はパウエルFRB議長が上院銀行委員会の公聴会で議員の質疑に応答しました。

「インフレ減速の証拠をさらに確認したいと述べつつ、高金利が労働市場に及ぼし得るリスクが当局者の間でますます懸念されていると述べた。」

また
「大手銀行に求める資本増強計画の修正で米規制当局の合意が近いことを明らかにした。」

パウエル議長、雇用市場のリスクを指摘-利下げ時期ヒント与えず

パウエルFRB議長、大手銀の資本増強案見直しで当局の合意近い

金利見通し

上記の影響もあり、金利見通しが変化しています。

・利下げ開始:9月FOMC
・年内利下げ回数:2回

の内容は変化なしですが、年内利下げ確率が後退しています。

インフレはまだまだしつこいと思いますので、安易な利下げ期待は持てないと思っています。
引き続き、注視していきたいと思います。

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