10/02 レポート

おはようございます。
昨晩のマーケットは、Fed高官たちの発言の影響か長期金利が大幅上昇(債券価格下落)しましたが、なぜか大型テックが上昇し、株価指数的にはほぼ横ばいで終わりました。

また、昨晩はISM製造業景況指数が約1年ぶり高水準とのことですが、そこまでの材料ではなかったと思います。

【米国市況】米債券利回り急上昇、テク株は高い-円は年初来安値更新

米ISM製造業景況指数、約1年ぶり高水準-最悪期過ぎたか

大型テックが上昇したため、主要3指数の中でナスダックが上昇していますが、AD Line(騰落株線)を見ると、その他の銘柄は下落銘柄の方が圧倒的に多いです。
これはあまりいい傾向とは言えません。

Fed高官たちの発言はいろいろありましたが、特に目新しいことを言っている感じはないと思います。
改めて、マーケットがこれらを認識してきているのかなという印象です。
ボウマンFRB理事の発言も、ある程度必要かなとも思っています。

バーFRB副議長、十分に景気抑制的水準に到達か接近の公算大

ボウマンFRB理事、複数回の利上げが必要との見解を改めて表明

パウエル議長、FRBは長期にわたる良好な労働市場を目指している

為替は米長期金利上昇を受け、円安が進んでいます。
介入の警戒が進んでいるのと、上田日銀総裁の動きには注目しています。
「機」を伺っている感じがします。

円は対ドルで149円台後半、米金利上昇でドル高-150円接近で介入警戒

植田日銀、2%へ揺るがぬ信念 確信なら「一気に動く」

原油は下落し、90ドルを割り込みました。
こちらも動きは注視していきたいと思います。

イラクからの石油パイプライン、1週間以内に操業再開-トルコ閣僚

センチメントは、恐怖に傾いてはいますが、まだまだ生煮えかなという印象です。
しっかりと状況見極めて動いていきたいと思います。

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