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7/5(金)のマーケットレポート ☆☆☆

おはようございます。
先週金曜日の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000のうち、ラッセル2000はすべて上昇でした。

S&P500は今年34回目の最高値更新となりました✨
S&P500は、引き続き、50日移動平均線よりも上にいます。

S&P500の7月月間騰落率はプラス幅をキープしています。(+2.0%)
年初来騰落率はプラス幅をキープしています。(+16.7%、為替込み+33.0%)


株価チャート

【米国市況】株上昇、雇用統計が年内利下げ観測後押し-160円台後半

センチメント

Fear & Greed Indexのポイントは、引き続きNEUTRALの水準です。
株価は上昇していますが、AD line(騰落株線)は引き続き小型株が弱いです。

来週の経済指標/主要企業の決算発表スケジュール

今週も重要経済指標が発表されますが、木曜日のCPI、金曜日のPPIに注目しています。
ここ最近、労働市場が悪化しつつある指標が発表されていますが
インフレ鎮静化になっているか、確認したいです。

いよいよ今週末から2Qの決算発表がスタートします。
金利面の追い風がない中で株価が上昇しているのは、業績期待の高さだと思いますので、しっかりと業績が伸びているかをしっかりと確認していきたいと思います。

引き続き、円以外で資産を持つことの大切さを感じます。


【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース

長期金利

米長期金利は後述する経済指標を受けて2%近くの大幅下落(債券価格上昇)でした。

再び50日移動平均線、200日移動平均線を下回ってきました。
また、短期トレンドである21日移動平均線も下回ってきました。

為替

ドル円は米長期金利下落を受けて、若干のドル安円高です。
ただ、まだ引き続き円安トレンドは続いているので、注視していきたいと思います。

原油

原油価格は横ばいです。
Bloombergによると「米国の原油在庫が大幅に減少したことや、中米カリブ海で猛威を振るっているハリケーン「ベリル」への警戒感が強材料となった。」

とのことです。

注目企業決算/ニュース

エヌビディアに異例の投資判断引き下げ、さらなる上昇余地見込めない

経済指標

金曜日に注目の6月の米雇用統計が発表され、雇用者数と賃金の伸びが鈍化しました。
また、失業率は予想を上回る結果となり、改めて労働市場が減速していることが示されました。

米雇用統計、雇用者数と賃金の伸び鈍化-失業率は4.1%に上昇

金利見通し

上記経済指標の影響もあり、金利見通しが変化しています。

・利下げ開始:9月FOMC
・年内利下げ回数:2回

の内容は変化なしですが、年内利下げ確率が上昇しています。

インフレはまだまだしつこいと思いますので、安易な利下げ期待は持てないと思っています。
引き続き、注視していきたいと思います。

【米雇用統計】FOMCに9月利下げの確信与える-市場関係者の見方

EPS、PER見通し

FACTSETによると

2024年第2四半期のS&P 500の推定(前年同期比)利益成長率は8.8%です。
8.8%が実際の成長率であれば、S&P 500種指数が報告した前年同期比の成長率としては2022年第1四半期(9.4%)以来の高水準となります。

通期EPSの前回比は
2024年 -0.39%
2025年 -0.22%

バリュエーションは、S&P500の12ヶ月先PERは21.2です。
このPER は5年平均の19.3、10年平均の17.9を上回っています。
※前回は、21.0でした。

ちょっと2024、2025のEPS見通しが下落してきています。
バリュエーションも上昇して高くなってきているので、注意が必要かなと思います。

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