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7/2(火)のマーケットレポート ☆☆

おはようございます。
昨日の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000はすべて上昇でした。

S&P500は、再び過去最高値を更新し、終値で初めて5500を上回りました。

S&P500は、引き続き、50日移動平均線よりも上にいます。

S&P500の7月月間騰落率はプラス幅をキープしています。(+0.9%)
年初来騰落率はプラス幅をキープしています。(+15.5%、為替込み+32.2%)


株価チャート

【米国市況】S&P500再び最高値更新、国債利回り低下-161円台半ば

センチメント

Fear & Greed Indexのポイントは2ポイント進み、引き続きNEUTRALの水準です。
株価は上昇していますが、AD line(騰落株線)は引き続き小型株が弱いです。

今晩は金曜日の雇用統計の前哨戦ともいえるADP雇用者数の発表があります。
雇用統計とはしばしば流れが一致しませんが、労働市場の動向を確認していきたいと思います。

引き続き、円以外で資産を持つことの大切さを感じます。


FRBが警戒強める、労働市場の勢いに減退の兆し-経済に影響も

【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース

長期金利

米長期金利は、後述する経済指標やFRB高官たちの発言の影響もあり、下落(債券価格上昇)でした。
昨日上抜けた50日移動平均線上に戻ってきました。

今晩以降の経済指標でどちらに動くか注視していきたいと思います。

為替

ドル円はほぼ横ばいです。
引き続き円安ドル高基調は継続ですね。

円は161円台半ば、FRB議長発言で米長期金利低下-38年ぶり安値圏

債券は下落へ、日銀の買い入れ大幅減額や利上げを警戒-財務官発言も

原油

原油価格は若干の下落です。
Bloombergによると「中東情勢の緊迫化と大型ハリケーンの接近が追い風となる一方で、テクニカル要因が価格を下押しした。」

とのことです。

引き続き50日、200日移動平均線を上回っています。

注目企業決算/ニュース

テスラ納車、予想上回り株価上昇-台数は2四半期連続で前年割れ

経済指標

昨日は、5月の米求人件数が発表されました。
結果は予想外の増加となりました。
Bloombergによると「件数は数カ月にわたって減少傾向にあり、労働需要の緩やかな減速を示していたが、一服する格好となった。雇用率とレイオフ率は共に上昇し、雇用市場の流動性を示唆した。」

とのことです。

米求人件数、5月は予想外に増加-労働需要の減速傾向が一服

金利見通し

上記経済指標やパウエル議長などFRB高官たちの発言の影響もあり、金利見通しが変化しています。

・利下げ開始:9月FOMC
・年内利下げ回数:2回

の内容は変化なしですが、若干年内利下げ確率が上昇しています。

インフレはまだまだしつこいと思いますので、安易な利下げ期待は持てないと思っています。
引き続き、注視していきたいと思います。

パウエル議長、最新データを歓迎-利下げにはさらなる確信必要

シカゴ連銀総裁、当局者は利下げに備える必要-インフレ減速続けば

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