徒然なるままにアートについて考えてみる
こんにちは!今日のnoteは、澤サロンnoteもくもく会11月のテーマ『徒然なるままにアートについて考えてみる』について書いてみたいと思います。
毎回自分では想像もつかないテーマを与えていただけるnoteもくもく会。今回もなかなかチャレンジングなテーマです^^;
「アート」、しかも「徒然なるまま」とか書いてある。普段私が絶対に書かない・やらないnoteでのテーマと投稿方法です。💧
これはどんなnoteに仕上がるのかドキドキです。。。
でもこれも何かのヒントなのかも?!どんなnoteに仕上がるか想像もつきませんが、徒然なるままに書いてみたいと思います!
アートと程遠い世界に暮らす私
アートと聞いて最初に頭に浮かんだのは、自分、全くアートセンスゼロだなってことです。生まれてこの方、芸術・ファッション的なものに、自分自身一切のセンスを感じたことがないのです。
子供の頃から芸術や運動といったものよりも、勉強の方が得意だった私。その中でも比較的得意だったのは算数や地理。いわゆる現実的な正解があるものが好きだったんですね。
その傾向は今でも変わっておらず、やっぱりリアルなものが好きなんです。悠然と立つ建築物、期待通りに動くガジェット、美味しいことがわかっている料理。
アートなものってどこかとっつきにくくて、なんか自分の中にはない感じがして、美術館とか行っても何をどう見たらいいの?とか考えちゃったりして、却って疲れちゃったりするんですよね。
だから、私にとっては、アートを生活に取り入れる、ってどこか憧れはするんだけど、自分にとっては所詮手の届かないもの、取り入れづらいものっていう感覚があるんです。
そんな私のアート感動体験
そんな私が、過去にアートなものを見て感動したというか、心動かされたなって思うものが少しだけあるんです。
その1つがMoMA。
ご存知ですか?MoMAって。ニューヨーク近代美術館です。
2010年なので、もう12年も前になるんですが、ニューヨーク旅行した時に行ったんですよ。有名なニューヨークの観光地を巡るお得な共通チケット(?)(京都の寺巡りパスみたいなもの)があって、その中にMoMAも入っていたんです。だからなんとなく勿体無いから行ったって感じだったんですが、これが良かった。今でも印象深く覚えています。
MoMAのホームページ(https://www.moma.org/)に行っていただくとわかると思うんですが、とてもユニークな近代作品から、歴史的な名画まで飾ってある美術館なんです。
今でも印象として覚えているのは、広いホールの真ん中に置かれたグランドピアノを弾く男性。当時の写真があったのでこちらに貼ってみますね。
いや〜これをみた瞬間、私の中で衝撃が走りましたよ。なんじゃこれ!?ってね。でもね、この人めちゃくちゃ真剣に演奏していた。逆向きなのに。しかもちゃんと弾けてたんですよね。
誰がみても、単純に面白いって思える光景だったんです。
この時、私みたいなアート音痴の人間でも、実は感動できるものって中にはあるんだなぁって思ったんですよね。
私もSTEMからSTEAMへ
STEM教育って言葉、皆さんは聞かれたことありますか?
STEMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)のそれぞれ頭文字を取ってつけられた、これからの時代(といっても随分前からそう言われている)に特に重要になってくるとされる教育分野を指しています。
見てお分かりのように、ずらっと理数系の分野が並んでいるんですね。いかに今の社会が、再現性を重視して作られているかってことがわかります。科学にしても、テクノロジーにしても、水が重力に従って上から下に流れるように、物体同士がどう関係し合えば、人間にとって都合よく機能してくれるか?を考えられる力。そんなものが今の時代においては最も重要、ひいてはカネになるものだってことなんだと思うんです。
でも、最近(といってもこちらももうしばらく経っているけど・・)STEMがSTEAMに変わってきてるんですよね。Aは、そうArtのAなんです。
STEMが全て、連続的なつながりから構成されているものに対して、Aだけが全く異色を放っているように感じるんですよね。どこか、得体の知れない、非連続的なものといった感じで。
これって、たぶん真面目にSTEMばかりで生きてきた人にとっては違和感でしかないと思うんです。「なんなの、この扱いづらい分野は?!」「答えがないって、そんな分野を追求して何の役に立つの?!」ってね。
強くそう思っていなかったとしても、多分心の奥では無意識下にそう感じてしまっている。私も含め。
でも、そんな時に、あのピアノマンを思い出したらいいんだなって思ったんですよ。あ、そうか、これがSTEAMなんだって。
ピアノそのもの自体はSTEMによって作られている。だけど、そこにAが加わることによってとてもユニークな世界が作られる。そしてそれが、普通のピアノがそこに置かれていたのでは集められないような観客(ファン)を生み出し、人々の記憶に焼き付けられていく。
そうすることで、新たな価値が創造され、それが次の新たな、今まだ見ぬモノ、コトのcreationにつながっていくんだろうなって。
生活にちょっとしたユニークを
ここまで書いてきて、私みたいな超現実主義の人間の場合、「アート」「アート」って考えるからダメなんだなって思いました。
要はピアノマンの発想です。日常にある普段使っているものにちょっとしたユーモアやオリジナリティを加えてみる。それだけでもう十分アートになるんだなって思ったんですよね。
カップやお皿を鉢植えに使ってみる、それだけでもアート。スマホカバーに耳をつけてみる、それだけでもアートなんだと思います。
皆さんはこのキャラご存知ですか?
今回調べて初めて知ったのですが、このキャラクターは実は、Amazonが作ったものではなく、ある漫画家さんが作ったようです。
こんなちょっとしたユニークさが、ビジネスにつながったりするんですよね。だから、普段からなんでもちょっとしたユニークさを持って、生活するようにする。
このことが、ひいてはアートを作るんだなって思いました。
さぁ、そろそろ私もアートに生きよう!^^
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨