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自分に与える人事異動 | 新たなる挑戦への扉

今日のnoteは、「自分に与える人事異動 新たなる挑戦への扉」と題し書いてみたいと思います。

「ん?今日は何について書くんだ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

実は、私、明日が今勤めている会社の最終出社日になるのです。約8年も苦楽を共にし、同じ釜の飯を食ったメンバーとの最後の1日がいよいよ明日に迫ってきました。

いやぁー、本当に感慨深いです。もう明日なのか、と。明日で私は、この慣れ親しんだ職場2nd placeを旅立つことになるのか、と。

控えめに言っても、本当に楽しく、学び多く、素敵な場所だな、と思える職場だったんですよね。(手前味噌ですみません^^;)
この職場で得た経験、知識、仲間。全てが今の私の特性や強みにつながっていると感じます。この職場と出会えて、本当に私は幸せだったなと心から思います。

でも、なんと言おうが旅立ちの日最終出社日は"明日"なのです。

そんな状況下でしか書けない、今ここにある私の想いを、自分らしい言葉でこのnoteに綴ってみたいと思います。数年後見返した時に、「あはは」と笑えるように。

旅立ち転職を決めた日

妻や周囲の同僚から見ても「楽しそうに自分らしく働いているじゃないか」と思える様子だったと思います。そして事実、私自身もそうでした。楽しいし、やりがいもあるし、メンバーにも恵まれてるなと実感していました。

しかし、何となくですが、心の中にはここ数年、常に引っ掛かりのようなものを感じていたのです。その心の声は私にこんな風に語りかけていたように思います。

「お前は、自分自身に挑戦できているか?」
心の声

そう聞かれると、胸を張って「Yes」と答えられない私がそこにはいました。自分自身、創意工夫を重ねたり、試行錯誤を繰り返しつつ、一見卒なく今の仕事はこなせている。一方で、仕事の進め方ゲームの攻略法は既存の慣れたフレーム仕組みに頼りがちな気がしていたのです。自分のスキル面でのDiversity多様性が限界を迎えつつあったというか、なんというか。。

以前、元マッキンゼーの伊賀泰代さんが書かれた『採用基準』という本を読みました。そこで紹介されていたのが"アップ・オア・アウトUP or OUT"という概念です。

コンサル系(特に外資)では有名なものらしく、直訳すると「昇進するか、辞めるか」という意味です。
(ただ意味合い的には「成長するか、辞めるか」の意味合いが強いようです。以下、ご参考までに↓)

話が逸れましたが、この本を読んで以来、私の心には、この"アップ・オア・アウト"が、深く刻み込まれていました。

自分自身の成長に手詰まり感を感じるのであれば、働く場所play fieldを変えるべきだ、と。

こんな思いが、ここ年々高まっていたのです。

自分で自分を人事異動させる

そんな私が辿り着いた結論が、他人上司に人事異動を委ねるのではなく、自分自身が上司となり、人事異動を課すというものでした。

幸いにも私の働く職場には、社内でもそれを提供する機会社内公募制度がありました。でも、やっぱりどうしたって自己成長には限界が出てしまいます。(職場は変わらなかったり、異動先が現職の関連部署だったり、メンバーや上司が知り合いだったり、と。)

だからこそ、Out of the Company社外への転職の方がリスキーではあるが、その分リターンも大きいだろうなぁと薄々感じていたのです。

そんなことをなんとなく考えていたとある日の午後、LinkedIn経由で受け取ったメールでたまたま見つけたのが、次の会社の求人情報でした。

とりあえず、軽い気持ちで・・・・・・エージェントに連絡してみます。

「これ、どんな求人ですか? ちょっと話せますか?」

すぐさまエージェントからコールバックがあり、ポジションに関する詳しい説明を聞きました。

話を聞いて直感的に・・・・感じました。これは、何か興味深いものワクワクするものがあるかもしれないと。

そこから一気にエンジンがかかります。数年間眠らせていたレジュメを引っ張り出してきて1日で更新、すぐさまエージェントに送りました。今振り返ってみれば、このインスピレーションと初速度こそがKSFkey success factorだったのかもしれません。

面接〜内定までを振り返る

過去に2度転職を経験している私ですが、今回ほど自分らしく自然体で面接ができたことはありませんでした。

なぜそうなったのでしょうか?

それは、私自身が今最高の職場で働けているという自負があったからだと思います。

1次面接で私ははっきりと面接官に伝えました。私は、今所属する会社の仕事、環境、仲間、すべてに満足をしていると。私が今回このポジションに応募したのは、この場所応募した会社に、自分自身をさらに成長させられる可能性機会を感じたからだと。

今考えても、なんて図々しい、強気な横柄な態度でしょうか。^^;
ですが、スキル面(業務経験、英会話、プレゼン力等)に加えこのようなマインドセット(挑戦意欲など)も、採用につながる要因になったと、内定時面談で当時の面接官(今後のビジネスパートナー)がおっしゃっていました。

今回の旅立ちの唄

私は過去、2009年、2014年と2度の退職(転職)を経験してきました。その度にいつも、大好きなミスチルのある一曲に背中を押されてきました。

さあ、発表しましょう!今回の旅立ちソングはこちら!!

たとえば100万回のうちたった一度ある奇跡
下を向いてばかりいたら見逃してしまうだろう
Mr. Children 「ヒカリノアトリエ」より

この歌詞を見て思いました。あぁ今回の転職は、本当にこの歌詞にあるような「たとえば100万回のうちたった一度ある奇跡」だったなぁと。それは、全くの偶然の出会いが生んだものでした。

過去は消えず 未来は読めず 不安がつきまとう
Mr. Children 「ヒカリノアトリエ」より

これは、今の私の状況です。
私がこうして下した"転職"という決断、今ある会社、仕事との別れに対して、名残惜しいものがないかと言われると、めちゃくちゃある!
そして、未来(次の会社での仕事や責任)への不安も当然ながら今ひしひしと感じています。

でも、最後に歌詞はこう終わります

だけど明日を変えていくんなら今
今だけがここにある
きっと 虹はもうここにある
Mr. Children 「ヒカリノアトリエ」より

そうか、「虹」か!と思い浮かんだものがあったのです。

ちょうど先月、私の所属するチームで、自分たちのありたい姿「ビジョン」を考えるワークショップを実施しました。当時は、まだ退職開示前だったので盛り上がりましたが、個人的には複雑な心境でワークを参加していました。ビジョンが完成し、そのイメージを作ろうとなった時に出てきたのが、まさにこの「虹」だったのです!

実際のイメージに使った画像

この虹のイメージを見て思いました。
そうか、私はこの虹を胸に、毎日、今を生きよう。そして、明日を自らの手で変えていこう切り開いていこうと。

明日は、いよいよ最終出社日。
メンバーとの間にいつまでも虹がかかり続けることを願って、私は2022年1月31日つまり明日という日を生きようと思います。

そう 虹は今ここにある🌈

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