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株価は心理で動くもの

こんにちは!今日のnoteは、マガジン「私の株式投資」に関する話題で書いていきます。

いやぁ〜先週1週間は、今までの日本株相場とガラッと様相が変わって、なかなか勉強になる1週間でした!

6月までイケイケだった市場も、7月に入ってからは随分落ち着いてきたというか、ムードが変わってきたように思います。

それまでは、何を買ってもほぼ上がる!みたいな初心者でも楽チンな相場だったんですが、先週は連日下落、下落、下落、みたいな感じ。。。早めに商社株に見切りをつけて売っておいたのと、銀行など相対的にまだ強いセクターにも株を保有していたので、比較的冷静に今の相場を見られていました。

短期的には円高も進みそうですので、来週以降も引き続き、売り姿勢は持ちつつ見ていきたいと思います。

今日のnoteでは、そんな最近の市場の変化から、株初心者の私が、この1~2ヶ月で学んだことを書いてみたいと思います!これから株を始めようと思われている方、私と同じように株式投資を楽しんで行かれたい方のなにか参考になれば幸いです✨

ここ数ヶ月の失敗から学んだこと


失敗、すでにたくさんしていますが、特にここ1ヶ月くらいは、その量もとても多かったように思います。その1つが業績発表後の株価見通しの見誤りです。

時期的に5月から6月は、前年度の決算や、海外なら第一四半期の決算が発表されるケースが多いです。で、大体その結果を受けて、株価が大きく変化するんですが、まぁここでの失敗が多かった。。

業績が良かったからといって、必ずしも株価が上がるとは限らないんですよね。なぜなら、株価には投資家からの"期待値"というものが織り込まれているからです。

  • これだけ円安なんだから、輸出企業は儲けてるでしょ?

  • コロナ明けなんだから、旅行は戻ってきているでしょ?

  • あのアップルなんだから、絶対次の新製品はイケてるでしょ?

少し乱暴な例えかもしれませんが、こんなことを投資家は勝手に考えているわけです。それも見越して株が買われている訳なんですね。これをちゃんと認識しておく必要があるんです!!

私の失敗事例を包み隠さずお話ししますね。やっちまった株はこの2つ。

いずれも直近の決算では、増収増益だったんですよ。

でも、決算発表日以降の株価は次の通りでした。

33ドルから26ドルまで最大約22%下落
66万円から60.5万円まで最大約8.5%下落

これは投資家の期待値が、決算発表前の株価に反映されており、その期待値より決算内容が下回る内容になってしまった、ということにほかならなりません。

いずれも応援したい会社であることは間違いなかった、だからこそ、この反応が非常にショックに映りました。

そんなはずはない!きっと明日は上がるはず!!

そう信じて持ち続けたんです。ですが、株式市場はそんなには甘くなかったんですね。

結局、オンの株価は、上昇基調に戻るまで約半月かかりましたし、星野リゾートについては、いまだに年初来最安値という所まで落ちてきて、まだその辺りをずっとさまよっている状況です。

いずれも言えることは1つ。翌日に一旦売っておけば、その後安く買えたのに。これに尽きます。

大好きな会社の株だからこそすべきこと


このように思い入れが強いほど、なかなか手放せないというのが株式というものなんだなぁと感じました。

この会社の製品が好き、この会社のサービスが好き、創業社長が好き、なんでもいいんですが、だからこそすべきなのは、いつでも冷静にその株を保有していられる価格で株を買っておく、ということなんですね。

ですので、こういう想定外のことが起きた時にすべきことは、株を一旦**手放すことなんだなって思いました。

大好きな会社だからこそ持っていたい。その気持ちは間違っていない。だけれども、一時的に手放すことは、自分の資産やその会社への良いイメージを保つ上で大切なことなんだと思います。

また、そもそもこうならないためにも、最初からやっておけることがあります。それは、いかに分散して買うか

今回オンと星野リゾートで大きく明暗が別れたのはこの点です。

オンの株は1株あたり約30ドル(4,500円くらい)、一方の星野リゾートは約60万円します。当然ながら、オンの方が買い増しが容易にしやすいんです。

今回、私はオンの株価が下落した際、大量に追加で株を買いました。(といっても100株買ってもまだ星野リゾートよりも安いです。)そのため、以前に高値で買っていた株と平均化され、上昇したところでプラスに転じさせることができたんです。これは、分散できるだけの余力が自分の側にあったから。星野リゾートのような単価の高い株の場合はそうは行かないので、一度売る以外に方法がないのです。

何を買うか?より、いつ買うか?が大事


株を続けてきて思ったことがあります。それは、「何を買うか?」に関しては、自分がサービスを利用しているなど、よく知っている会社の株であれば、それほど重要ではないということ。反対に、「いつ買うか?」はとても重要だということです。なぜなら、誰もが株式を買って応援したい一方で、損はしたくない!って思っているからです。

ですが、今の株価がはたして割高なのか?割安なのか?は、素人目にはほとんどわかりません

PER、PBRといった割安性、割高性を表すとされる指標は存在するにはするんですが、業種・業態によっても基準は異なりますし、一般的に数値的に割高だと思われていても、実際に株主が割高に感じているとは限らないですよね。

こんな時の代表例としてよく出されるのが、オリエンタルランド(ディズニーランド)です。

オリエンタルランド株は、現在のPER は101倍、PBRは10倍といった、普通に考えれば超割高な金額です。ですが、これを「高い」と感じるのか、「安い」と感じるのかは、株主次第です。「ディズニーのためなら死ねる!」くらいに思っている人が株主の一定割合を占めているのであれば、全く高くはない水準なのかもしれません。

同様のことがアップルなどにも言えると思います。かつてAKB48のCDが飛ぶように売れたように、ファンは価値のあるものにはどんどんお金を注ぎ込むのです。

でも、だからこそ、株のお買い物は冷静に買う時期を見極める必要があると思うんです。

オリエンタルランドの株を買うのなら、通常は4月か5月が良いと思います。

なぜそうなるのかというと、個人投資家の狙いの1つが、オリエンタルランドの株主優待にあるからなんです。

3月の株主優待を目指して人気が高まるので、株価が上昇しやすい、一旦それが落ち着いてしまうと、しばらくは株を保有しておくメリットがなくなる、なので売られる、という至ってシンプルな構図です。

一方で、経営的にも同社は非常に安定しており、人気があるから物価上昇に伴う価格転嫁も確実に行えます。こういったことから、業績達成の確実性がもたらされ、株式市場においてもファンを魅了しているのです。

なお、今年に限って言えば、少し様相が異なるようです。もしかすると、これから絶好の買い時が来るかもしれません!

今年は、4月から起きた急激な日経平均の上昇により、いつもは下がるはずのオリエンタルランドの株が、4月も5月も、なんだったら6月も下がらなかった。むしろ超順調に伸びちゃったんですよね。。

ただ、このところの日経平均からも、ここ数ヶ月の急激な株価の上昇の反動が少しずつ来ているように思います。この反動の影響が大きくなれば、普段のトレンドとは異なり、調子よく上がっていたオリエンタルランドの株にも少し影響が出るんじゃないかな?って思っています。(実際にここ数日は下げています。)

つい先日、入場料アップを発表したばかりのディズニーですが、この日経平均の潮目をきっかけに、ディズニー代をディズニー株で稼いでみる、というのももしかするとアリなのかもしれません!😆
※くれぐれも自己責任でお願いします!!!

奥の深い株の世界。これからも私はこんな感じで、たまに負けつつも楽しく株式投資を続けていきたいと思います!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

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