クイストゴーの青い花模様『アズール』☆デンマークヴィンテージ

こちらはイェンス・クイストゴー
（Jens Harald Quistgaard 1919-2008）
が1960年代にデザインした
『アズール azur』のシリーズ。

八角形のプレートも作られており
和風の雰囲気が漂うためか
特に日本では人気の器で
大変希少なものとなっています。

プルーンの花をモチーフにして
ポンポンと丸い花弁の花が
全体にあしらわれています。
レリーフ状になっているので
カップを持つとお花の手触りも楽しめます。

色味はグレーがかった落ち着いたブルー系。
ネーミングに込められた思いはわかりませんが。
azurという言葉は「青色」を意味するそう。
ブルーも様々に存在していますが、
元々はラピスラズリという青い鉱石を
意味する言葉から派生した言葉のようです。
群青色に金が混じったような鉱石ですが、
クイストゴーのアズールも
一点ずつ個性がある色合いで素敵です。

ちなみに『Umbra Azur』 という
青ではなく茶色のシリーズも
同じモチーフで作られています。

デンマークデザインなのですが
アズールにはやはり、
煎茶を淹れて和菓子と一緒に楽しんでみたい
気分になりますよね。