家族という名の孤独
鑑定の準備をしなくてはいけないので、今日は短めの記事になります。
算命学は関係ありません。
ですが、運命開拓という意味では関連があるかも。
ご相談受けていると、親の呪縛から解き放たれてないが故に、自分らしい人生を歩めてない方が本当に多いことに気づかされます。
心が委縮してしまって、自分の本当の願望が分からない。
そうすると、せっかく算命学の鑑定を受けて、「あなたの宿命の青写真はこんな感じですよ」と説明されても、前に進むことが出来ない。
正直、算命学より心療内科のカウンセリングの方が必要なんじゃないかな、と思うことも多々あります。
でもやっぱり心療内科とか、日本では敷居が高いですよね。
アメリカ映画を観ていると、歯医者に行くくらいの気軽な感覚で、精神科医に会っている場面が本当に多いですが、日本ではそうではない。
だったら、まずは本を読んでみてはどうか。
本を読むくらいなら一人出来るし、図書館で借りればお金もかからない。
そこで、今日は私が大学時代に読んで衝撃を受けた本をご紹介します。
斎藤学(さいとうさとる)著『「家族」という名の孤独』です。
これは所謂アダルト・チルドレン向けの本です。
アダルト・チルドレンの説明でいいのがあったので、貼り付けておきます。
私がこの本を手に取ったきっかけは、大学の心理学の授業です。
心理学専攻ではないので、単なる一般教養の科目です。
ある日の授業で、臨床医もしている教授が、
「夢の内容を心理学的に分析しますので、気になる夢を見た人は、レポートにして相談室(教授の研究室)に持ってきてください」とおっしゃいました。
そこで、忘れもしないXmasイブの日、私は3つの夢を描いた紙を持って研究室を訪ねました。
提出義務がないレポートを、わざわざ冬休み直前に持ってくる学生が珍しかったのか、教授は驚きながらも歓迎してくれました。
早速、教授が夢の内容をざっと読んだ上で、いくつか私に質問したので、現在、自分が置かれている状況などを説明していきました。(算命学の鑑定と似てる)
その内容はまた別の機会に書くと思いますが、教授の分析に思い当たる節があり過ぎて、要は図星で、驚愕しました。
正直、この教授に会えただけでも、大学に入った意味があったと思えた時間でした。
その教授の指摘で、もしかしたら私はアダルト・チルドレンちゅうやつじゃないのかと気づき、心理学系の本を乱読し始めたのです。
その中で一番しっくり来たのが、この本です。
この本を読んで、自分がアダルト・チルドレンかどうかはハッキリとは分からないが、親がおかしいことは間違いないと確信を得ることが出来ました。
ここで気づいてなかったら、今の私はないと思うので、大きな転換点となった読書体験です。
何となく生き辛さを感じていたり、自分のやりたいことや好きなことが分からない、という方は是非一度読んでみて下さい。
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