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YOASOBIがスキすぎる。


沈むように溶けていくように

夕焼けから夜に変わっていく空の色が好き。
日の入あとの、空が深い青とピンクのグラデーション、燃えるような赤い色、刻々と一瞬で色が変わり一気に光がなくなっていく時間帯。
マジックアワー、トワイライト、逢魔時。いろいろな呼び名があるらしい。

逢魔時(おうまがとき)、大禍時(おおまがとき)は、夕方の薄暗くなる、昼と夜の移り変わる時刻。黄昏どき。魔物に遭遇する、あるいは大きな災禍を蒙ると信じられたことから、このように表記される。

wikipediaより

逢魔時は、辻を魔物が通り、人の心を惑わせるのだと読んだことがある。
きれいだったり、ちょっと寂しかったり、怖くなるようなときもある。
景色の見え方は、自分の心次第なのかもしれない。

YOASOBIにハマったきっかけは、noteだったと思う。誰かにオススメされたのか、自分で勝手にYoutube動画をみつけてきたのかは忘れてしまった。けれど、noteとの出会いがなかったら、ここまで沼るきっかけもなかったと思う。

けっこうな頻度で生きるのしんどいって思っていて(もはや口癖)厄年挟んだここ数年は特にひどかった。笑

精神的な支えとして、noteとYOASOBIにはだいぶお世話になりました。今もなってます、ありがとう。

早速ですが、タイトルにあるとおりYOASOBIスキすぎポイント語りに入ります。ファン歴が浅いとか、2人の下積み時代を詳しく知らないとか、私が語っていいのか?とか、知識の浅さに自信がないこともないけど、スキはスキだから。その熱量は他人とは比べようがないと思うので、堂々と語ります。はったりもだいじだし。
そういえば、群青の歌詞にも「好きなものを好きだという 怖くて仕方ないけど」ってあるね。

まず「小説を音楽にするユニット」というコンセプトとても好き。本好きにはうれしい。歌を聴いて、本を読んで、2倍も3倍も無限に楽しめる。

デビュー曲「夜に駆ける」は、monogatary.comという小説投稿サイトの星野舞夜さん著「タナトスの誘惑/夜に溶ける」が原作小説で、それをもとにAyaseさんが作詞作曲しています。

世の中には二種類の人間がいるという。
生に対する欲動ー
「エロス」に支配される人間と、
死に対する欲動ー
「タナトス」に支配される人間。
この世界の人間のほとんどは前者だが、彼女は紛れもなく後者だった。

タナトスの誘惑 星野舞夜
「夜に駆けるYOASOBI小説集」に収録されています。 

アップテンポでポップな明るい雰囲気の曲。はじめはテーマがグロテスクでダークなものとは知らなかった。知ったときにはそのギャップにショックを受けたし、自分のガチ病み期は怖すぎてYoutube アニメver.のPVは見られなかった。「ご自身の責任において視聴してください。」って警告文が出てくる時点で怖い。代わりによく聴いていたのは、THE HOME TAKEのIkuraちゃんの動画バージョン。同じ歌だけど、こちらはスローテンポのバラード調。どちらの歌い方も魅力的でファン心ガッチリ掴んでる(私は捕まれまくっている)Ikuraちゃんすごい。YOASOBIのアップテンポな歌は、ikura ちゃんよく舌がまわるなーって感動する。早口言葉みたいだったり、曲のリズムが難しくて、カラオケで一曲まるまるちゃんと歌うのは大変。毎日ドライブ中に練習してたら、YOASOBIの Spotifyリスナー上位2%になりました。目指せさらに上。笑 
英語版は更に難しい。歌の歌詞が日本語版と空耳で重なるような箇所がいくつかあるんだけど、そういう歌詞に作っていたり、そういう聴かせ方をしてるのかな?例えば、Into The Night(夜に駆ける)の歌い出し「Seize a move, you’re on me」が「沈むように」って聴こえる。YOASOBIの遊び心が詰まってるって、まとめサイトもでているみたいです。歌えるikuraちゃんも作ったAyaseさんもすごい。

話がどんどん横道にそれましたが、THE HOME TAKE 動画のikuraちゃんのナレーションが、あたたかくて優しくて大好きで。
「夜のみんなのひとりの時間に、少しでも寄り添えたらいいなと思います。」って言葉も良いのだけど、推しの声って、なぜこんなに癒しパワーを持ってるんだろう?

鈴の音に似た、儚くて可愛らしい声。僕は彼女の声も好きだった。

タナトスの誘惑 星野舞夜

ちなみに、YOASOBI小説集の特典にikuraちゃんの朗読動画の特典がついてます。儚くて可愛らしい声なのでぜひ聴いていただきたい。

今年はYOASOBIのライブに行く!なんて、新年に友人に宣言していましたが、まさか本当に行ける日がくるとは。しかも急に。

豪華すぎるコラボ
島本理生「私だけの所有者」/ミスター
辻村深月「ユーレイ」/海のまにまに
宮部みゆき「色違いのトランプ」/セブンティーン
森絵都「ヒカリノタネ」/好きだ

はじめてのYOASOBIライブ、行くならフェスとかでちょびっとしか出ないやつじゃなくて、ちゃんとはじめからおわりまでまるっとYOASOBIのライブに行きたいと思っていました。アリーナツアー開催を知って、狙うは愛知かさいたま(できれば東京に遊びに行きたいからさいたま…..)速攻売り切れてたけど、リセールで当たったのです。5/27に申し込んで、5/30に当選、6/4がライブ。急!!!

はじめてのひとりライブ参戦でしたが、最高すぎました。周りをみると、おひとりさま、たくさんいました。もはやそっちのほうが主流?ってくらい。

ライブは写真撮影可で、でもMCでAyaseさんが「ライブはその場の臨場感を楽しむもの」的なこと言っていて、確かにそれもそうで、写真撮りたい欲とその場を楽しみたい欲で、すごく葛藤しました。ほんとに楽しすぎて一瞬で終わってしまいました。楽しすぎて思い出しにやにやしちゃう。

画面越しでもかわいすぎるikuraちゃん
「アドベンチャー」の舞台レーザー
ツアー電光石火のキャラもかわいい!

あっっという間の2時間でした。
ライブ中、いいなって思ったのはAyaseさんとikuraちゃんがチームのみんなを大切に思っているのが、メンバー紹介で伝わってきたこと。ギター、ドラム、キーボード、ベースの舞台上の方たちだけでなく、マネージャーさん、ツイッターの中の人、裏方さんたちにも光を当てているのが素敵だった。舞台演出を作るのに無茶を言った、でもYOASOBIの2人がいうならやってみようと協力してくれたって、感謝を言葉にしてるのが、すごくよかった。

グッズ販売は、当日買うのは無理かなーと諦め気味でしたが、旅する本屋さんYOASOBI号という車の本屋さんで本2冊と、電光石火キャラTシャツ、ガチャガチャでキーホルダー買いました。
本の栞と、購入すると貰えるステッカーも激かわいい。もうかわいいこの記事の中だけで何回言った?かわいい以外になんかないんか。ないんよ。かわいすぎる。いいの、かわいいは正義!

電光石火のキャラクターlightとstone
ikuraちゃんオススメの詩集、ステッカーと栞

ライブ後の帰り道、さいたま新都心駅にピアノがあって、まだまだ帰りがたく余韻を楽しみたいファンたちが、変わるがわる即興でピアノライブしてたの、これまたすっごくよかった。子どもの頃夕方に5時のチャイムが鳴って、家に帰る時間になってもまだ帰りたくない子どもみたいな心境、かな。あの光景YOASOBIの2人に見せてあげたかったな。笑 みんなあなた達のことが大好きすぎるんですよーって。

ライブの報告と、YOASOBIすきすきエッセイのごちゃ混ぜ記事になりました。

人を大切にしない会社は成長しないよねって、よく先輩たちと病院の愚痴を言ったりするんですが、逆に人を大切にするYOASOBIの2人は、ますますチームからもファンからも愛されるユニットとして成長していくんじゃないかなと思います。

これからも追います!✨Ayaseさん、ikuraちゃん、大好きですーーー!!好きなものを好きだといえるの、すごく気持ちいい。noteの片隅で愛を叫ぶ。

二人だけの空が広がる夜に

人生、八方塞がりだなって思っても、見上げれば空はあいているんだってさ。そうだよね。

余談だが、私の息子の好きな色は、紫!と保育園のおたよりの中でインタビュー記事に書かれていた。もしかして、いつも一緒に見てる空の色かな?と一瞬ロマンチックな期待をしたけど、違うな。単にぶどうが好きだからだわ。笑

日の入と夜明けって、似てるからちゃんと見ないと撮った自分でもどちらか分からないんだよね。

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