The 1975の新曲『Happiness』をもっと楽しく聴く方法
「もっと楽しく聴く方法」とかThe 1975の邦題のタイトルみたいだなと思いつつ、今回の話題、最近の私のツイートを見てればどこに繋がるか余裕で察せられると思いますが、つまりそういう事です。
8月4日の深夜に、The 1975の新曲「Happiness」がリリースされて聴いてみたところ、最初の印象は、好きな曲調でいつものThe 1975らしい80'sポップな感じだなという受け取り方でしたが、今や聴けば聴くほど、めっちゃ好きになっていき、ゾッコンな感じですね。
最初はThe 1975らしい曲だなという印象を持っていたが、とある情報を知っておくと、これはThe 1975だけじゃ作れないサウンドだなと思うようになりました。
と言うのもこの曲はThe 1975以外に共著がいて、DJ Sabrina the Teenage DJという方がクレジットされています。
2017年から活動しているプロデューサーで活動地は、Bandcampの情報だとロンドンっぽいですね。年齢とか名前をちゃんと探したわけじゃないんですけど、あまりそういった情報が見つからないので、少しミステリアスな印象がありますね。
それでThe 1975の新曲に話を戻しますが、
DJ Sabrina The Teenage DJの曲を聴いてると、「Happiness」のアウトロのハッピーなムードで軽快なリズムが1分ぐらい続く感じが、DJ Sabrinaっぽいなあと思うんです。
DJ Sabrina the Teenage DJの楽曲は10分近くある曲が結構あって、それらの楽曲はどれもロマンティックでノスタルジック、ポジティブなヴァイブスがずっと失速せずに続いていて、一気に魅力に引っ張られるというよりかは、徐々に徐々に内なる自分のハートを沸騰させ多幸感を引き起こさせる印象を抱いてますね。
Call You
Being Alone
Charmed Life
私は大概長い曲ってあんま好きじゃなくて、集中力が持たないってのが一つ理由にあるんですけど、DJ Sabrinaの曲はまるで「旅」なんですよね。このロマンチックやポジティブなヴァイブスの曲の先に何があるのか引き込まれてついつい最後まで聴いてしまう。
長い曲が特徴的ではあるけど、比較的短い曲も面白い曲があって、80年代のPrinceみたいなポップな曲や、ジャミロクワイみたいなファンキーな曲もあったり、Houseがメインだけどボーカル有りの曲も全然素晴らしい。この二曲を比べても幅広い引き出しがあるなって分かるしね。
Ambition
Too Long Looking Back
DJ Sabrina The Teenage DJさんは2017年から今までに、以下の7枚のアルバムを出していて、
Makin' Magick (2017)
Witchkraft (2018)
Spellbound! (2019)
Enchanted (2019)
Charmed (2020)
The Makin' Magick II Album (2021)
The Other Realm (2021)
最低でも1時間半、最高で3時間とどれもアルバム長いのも彼女の作品の特徴。どの作品から入っても良いと思いますが、WitchkraftとThe Makin' Magick II Albumは聴きやすいかな～と思う。あとThe Other Realmは少し毛色が違うアルバムだったな。
もしくは今年出したCall You/ Under Your SpellっていうEPが35分で聴きやすいし、中身も相当良かったのでこれから聴き始めるのも良いかも。私もファンになったばっかりですけども、入門編として良いかもしれない。
そして私がこれはThe 1975ファンとしての目線で作ったプレイリストです。我ながら良い選曲したと思う。
結論としてDJ Sabrina the Teenage DJの楽曲を知ると、The 1975のHappinessの聴こえ方も変わってくると思います。間奏のギターソロがあるところの、"Pow! Pow!"と聴こえるところもDJ Sabrinaっぽいアイデアだなと思うし、真偽は分からないですけど、「ここはDJ Sabrinaっぽい！」ってところが見えてくると思います。
#the1975
#洋楽
#music
#DJSabrinatheTeenageDJ
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