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同じと違う。違うと同じ。

解剖の授業が今日はオンラインでして。
そんな日に海の向こうで大活躍の大谷くんがナイターで先発すると、
彼が投げて打ってのロサンゼルスは夜の7時で、
学校にじゃなく大谷くんにオンラインしちゃってる埼玉県の三郷は午前の11時。
オンライン授業の何が良いって、
自分のペース?
ってので進められるのでワタシは歓迎派なんですけど、
家だとどうしても集中できないなどで、
歓迎しない派と生徒の側にもそれぞれあるんですよね。
人それぞれで。

ワタシの場合は、
(大谷くんの先発する試合をじっくりと。。)
(嬉しい。。。)
(ありがたい。)
って天井を見上げてからゆっくりと目を瞑ったりして、
胸に手でも当てちまおうかってくらいに
(嬉しい。。)
んですけど^^;
そんなこと思うのも思わないのも
人それぞれで。

大谷くんの素敵な笑顔と
ワタシの素敵すぎて愛らしすぎる笑顔も
人それぞれで。

大谷くんは野球選手で
大谷くんの隣には通訳って仕事の人がいて
中継してくれてるAbemaの解説者はそれが仕事で
ワタシは鍼灸師を目指してる学生で、
ワタシに教える先生って仕事もあれば、
その学校の事務をしてる人がいて、
あ、
学校行くにはバスの運転手さんがいて、
電車には駅員さんに車掌さん
もう、
あまりに
それぞれすぎますよね。

でも、
解剖学だとみんな
同じ。
なんです。

魚とか鳥とかの解剖ってのは教科書にないので、
いわゆる人間って種類の
解剖学ってのを学んでます。
今日は
肝臓【かんぞう】のところの復習なんですけど、
改めて肝臓というやつは、
(いい仕事するよなぁ。)
(しかし、よく出来たやつだわ。)
って改めちゃったり重ねたりもしてでその合理的な仕事ぶりに
敬服【けいふく】しちゃう。
そんな感覚。

敬服しちゃって、その凄さにひれ伏しちゃうような
すごすぎる肝臓。
ワタシ、、
実は、、
持ってるんです。
一個だけですけどね(^^)
右の肋骨の裏っかわあたりに常に
寝てる時も外出する時も片時も離さずに
持ってます。
なんなら、
この肝臓のおかげで酒飲んでます。
持ってるんです。
「それだけじゃねーからな!」
って肝臓に怒られちゃいそうなくらいな働き者の肝臓を
持ってます。
ワタシ。

これ、
なかなかに
特殊な
すごいことのように感じたりするんですけど、
なんか、
みんな持ってるんですってね(^^)
多分、大谷くんも、通訳さんも、解説者さんも、
日本人もキューバ人もベネズエラ人も、
観客の白人さんも、黒人さんも、
エンゼルスファンも、レンジャーズファンも
大谷くんの素晴らしい低めのストレートを「ボール!」って判定しやがる審判も、
待ってる。

なんとなくなんですけどね、
気持ち悪くないですか?
って質問が気持ち悪いですかね^^;
みんながみんな教科書に書かれてる通りの身体に生まれてきてるって。
なんか、
恐ろしいっていうか気持ち悪いっていうか、
どういうこと?
って思ったりしませんかね?
しませんかね(^^)
人間って種類の動物だからみんな同じ仕組み構造で生まれてきてる。
って、
当たり前ですもんね。

けど、
なんかですね、
みんな、
違うよなぁ。
ってのも思うんです。

人間って、
こんなにも同じ。
なのに、
人間って、
こんなにも違う。
って。

どんだけ同じなんだよ!
って人間にツッコミたかったり、
どんだけ違うんだよ!
って人間にツッコミたかったり。

みんな同じなんだよね。
って肩を支えてあげたかったり、
みんな違うんだよね。
って肩を支えてあげたかったり。

道端に咲いてるたんぽぽの花も
みんな同じ
ようで
みんな違う
のでしょうね。

冷蔵庫に並んでるスーパーで買ってきた卵も
どう見ても
同じ
ですけど、
よく考えれば
違う。

ワタシの手元のiPhoneだって
同じ
ようで
違うんですよね。
使い込んでいったらこれまた全然
違う。

同じなのは、
好きだし楽しいし、
違うのも、
好きだし楽しいし。

肝臓という、
同じなのを
勉強して理解しておいて、
「人それぞれ」に起こる肝臓の病が
違うことを
理解して勉強する。

大谷くんという素晴らしい選手は自分とはまるで
違う
ようで
同じ
肝臓をもった人間という種類の動物で、
彼の活躍が誰かに元気を与えているのは明らかに
違う
ようだけれども、いつかは誰かに元気を与えるとする気持ちは
同じ。

ロサンゼルスは夜。
ワタシが住む三郷は昼。
違う
けど、
同じ
地球人。
ってことなんですかね。

火星人がもしいれば、
同じ、
宇宙人ってことで良いんですかね?
知らないっすよね(^^)


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