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こんな暑い日に考える体温調節

 しかし、暑いっすね。
今日は月に2回程度で通ってる眼科の診察。
2限目を終えて茨城のつくばから東京の新橋へ。
病院は新橋駅から歩いて15分くらいなんですけど、
いつもなら。

今日は日陰を探しながら歩くゲームみたいなもんで、
20分くらいかけて歩いてきました。
それでも、2限分の資料とパソコンを入れたリュックが密着しちゃう背中は、
汗でピタピタ。

「地球ぶっ壊れてるんで、修理お願いできますかぁ?」
って効かなくなった冷房を直してもらうみたいにどっかへ電話できれば良いんでしょうけど、
ヨドバシカメラとかに本気で電話しようもんなら、
「あなたが壊れてませんかぁ?」
って、警察が病院でワタシの修理をアドバイスされちゃうような、
もう意味がわかんないレベルの暑さ。

病院の入り口でのお決まりは、
自動の体温測定器がボンとあって、
ワタシの身長だとちょっと屈んでモニターに顔を収めると、
ピコン!って緑色でOKって感じの雰囲気が表示されて、
入って良いよってことになるわけなやつ。
自動で消毒液が出てくる装置なんかも、
ま、慣れたもんですよね。

で、眼圧の検査を待つわけなんですけど、
冷房がシャキッと効いた涼しいとこで汗もひいて、
リュックの中で意味のわからない温度になってる水をクピクピッとやって、
(ぷふー。。。)
って、
脳とか皮膚とか喉とか、
シャツとか帽子とかマスクとか
異常だったのが普通に戻ってく感じでいろいろが落ち着いたところで、
ふと、
(人間の体温調節って、すげーよなぁ)
って。
専門学校で学んだことを反芻してみました。

前橋とか熊谷とか40度を超える暑さだからって
外にいる人みんな体温が40度になっちゃうなんてことないですよね。
この病院でピコン!ってなる体温測定も、
もう何十回もピコンピコンしてますけど、
ダメな場合はきっと赤の表示がされるんでしょうけど、
ピコン!って音と緑の表示しか見たことない。
外が0度だった真冬でも、
外が38度の今日でも。
ワタシの体温は36.5度から37度程度に保たれてる。
この暑さは相当ヤバいですけど、
ワタシたちのこの機能ってのも相当ヤバい。
このヤバい仕組みを司ってるのは
脳なんですけどね。
脳って言っても、
大脳、間脳、中脳、橋、延髄、小脳ってのに場所と機能で分けられてて、
体温調節を担ってくれてんのは
間脳【かんのう】ってとこ。
この間脳も、また視床と視床下部ってのに分かれてて、
視床下部さんの方が本丸。

これ、
こうやって覚えたんです。
「師匠、マジ大切」

師匠【ししょう】視床下部
マ【ま】満腹中枢
ジ【じ】情動中枢
大【たい】体温調節
切【せつ】摂食中枢
って。

って、、
小生意気にちゃんと覚えてるのだよって感じで書いてますけど、
ちゃんと自信をもって覚えてたのは、
「師匠マジ大切」ってゴロだけで、、、

(ん。師匠は視床下部のことだったな。)
(で、マは、、満腹??ん。満腹満腹ぅ。。)
(ジ???ヤバい。ジ?飛ばそ。。)
(タイね、これは体温調節ぅ。そそ、体温調節!)
(セツ、、排泄??や。違う。。摂食?だっけ??摂食ぅ?)
って、、ダメダメ^^;

こんなの基本中の基本なんですよ。
今日の暑さのせいなんかじゃなくで、
誰かのアドバイスみたいに
ワタシの修理が必要そう。。
修理の前に答えを確認しようとGoogleさんにお尋ねすると、
上に書いたようにサクッと教えてくれたってわけで。

やっぱり忘れちゃうんすよね。
使ってないと。
日常で視床下部の話なんて、なかなか使わないんですけどね、
ふと、ってやつで、
人体の不思議とかってのに疑問を持つと、
学校で学んだことがちょいとでも蘇る。
で、忘れてりゃ調べる。
調べりゃ、誰かに話す。
話してるうちに定着する。
そんなことなんでしょうね。

で、ゴロしか覚えてなかった代わりにGoogleさんはこんなことを新たに教えてくれたんですよ。
捨てる神もいりゃー拾う神あるって感じでいうなら、
どうでも良さそうな話ではあるんですけど、
体温調節ならをしてくれてる
お師匠さん。
や、
お視床下部さん。
小さいんです。
脳全体の重量は1500グラムくらいだった気がしますけど、
なんと.そのうちの
4g
よん。
よんぐらむ。
(小せぇー!)
って。
4グラムってどれくらいなんだろって寿司のシャリは何グラム?
ってGoogleさんに聞いたら、
15から20グラムなんですって。
小さめの寿司の半分の半分。
新宿末広亭の落語の高座に上がる師匠。
座布団の上に寿司の半分の半分ほどの小さな
大トリの視床下部師匠。

小さいけど、
ヤバい仕事してます。
付け加えて紹介するとホルモンの司令官でもあるんです。
細かいところまで面倒の行き届いてる師匠。
視床下部師匠。

意味がわかるようなわかんないような、
夜もまだ暑いっすね。


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