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嗚呼、夏休み「酒で酔う」

ワタシという「おじさん」に関わっちまったことから、
ブログを始めた「おにいさん」が現れまして。
ブログを書き続けてきて、たくさんの方々に読んでもらったり、
いいねって励ましてもらったりってやつは、
そりゃそりゃ嬉しかったり、ありがたかったりすぎるのですけど、
「オレもやってみようって、ブログ始めたんす。」
ってのは、
もう、そりゃ、なんていうか、
もう、とってもで、嬉しかったりで。
そのお礼と言ったら彼は喜ばない気がするし、
それにハシャいじゃってワチャワチャ書いてるって感じも恥ずかしかったり、
そんな複雑な感じはあるんですけど、
そのおにいさんとの関わりを書きたいな、
って思う今、まんまに書いとこうと思います。

コロナの第7波がやってくる前だったと思います。
このおにいさんとワタシ含めての4人で飲んだんです。
で、
めちゃめちゃ楽しかったんです。
なにが楽しかったかなんて覚えてません。
それくらいに楽しかった。
まったく意味わかんないこと言ってることは承知してますが、
覚えてないくらい楽しかったんです。
思い出せることとしては、
話が盛り上がりまくってるときに
トイレ行きたくなったんだけど、
トイレに立つタイミングが掴めない時ってあるじゃないですか。
ケツでイスを拭き拭きするように席でモジモジして尿意を散らしたりして、
そのうちモノを握って尿道締め付けたりして我慢して、
ここぞってタイミングで立ち上がって、
ランウェイって感じで余裕ぶっこいてるふりでトイレまで歩いてるけど、
トイレのカギを閉める瞬間には、
外尿道括約筋って名前のオシッコ我慢の番人はもう仕事を放棄しちゃう。
みたいな。

なんのこっちゃって話ですが、
トイレ汚して店員さんにご注意をいただくなんて、
大人としてあるまじき事件がそん時にも起きたりしちゃうくらいに
楽しかったのです。

メンツは4人全員、鍼灸の国家資格車で、
全員、ワタシが通う大学のつながり。
ブログを始めた24歳のおにいさんと、
26歳のおねえさんは大学附属の医療センターの研修生。
その医療センターで先生として実際の患者さんを治療しながら、
大学で教鞭をとってる医師や鍼灸学の教授らの指導を受けて診療技術を向上させるとする
2年間の研修制度の2年生。
もう1人は、
ワタシが通う大学の大学院の2年生。
この35歳の若おじさんは
おにいさんとおねえさんが学んでる研修制度を修了して、
さらに学ばんとして大学院で研究をしてる方。
事故によって一切の光を失ってる全盲の視覚障害者でもあります。

ここに52歳ベテランおじさんのワタシ。
おじさん歴は正真正銘のベテランで年齢に伴った人生経験は先輩っちゃ先輩なんですけど、
医療人としては3人がバリバリの大先輩で
若おじさんは視覚障害として生活することの大先輩で。
この何がどう先輩なのかってのがゴチャゴチャなんだけど、
それぞれに対する敬意はみんなちゃんと持ち合っている。
敬意があるから先輩とか後輩とかそんなんは関係なくバカ話が出来る。
そんな輩【やから】たち。

35歳で全盲の若おじさんを
酒に例えるなら、
「こだわりぬいた酒造が醸造した辛口のプレミアム日本酒」
サビのしっかり効いたカッパ巻きなんかをつまみながら、
シュッとやっても存在感のある旨味。
キレの良い辛口なんだけど、
最後の口当たりはホロっと甘い香りが美しい逸品。
そんな人(^^)

26歳のおねえさんは
「レモンピーの苦味がセンスを感じさせるレモンサワー」
搾りたてのレモン果汁に女性にも好かれるしっかりで正直な甘味、
そこにレモンピールの苦味とざらついた塩のインパクトがおじさんたちにも好かれる逸品。
そんな人m(__)m

ブログを始めた26歳のおにいさんは
「世界で愛されるウイスキー白州でつくるちょっと薄めのハイボール」
大衆に愛されるハイボールなんだけど、
わかる人にはわかる高級ウイスキー白州の芳醇な香りが贅沢なハイボール。
強めの炭酸が贅沢さを軽くさせて飲みやすさに品を漂わせる逸品。
そんな人^^;

ん。

なんじゃそりゃ。
どんな人じゃい!

って話かもしれませんが、
なんとなくですけど、
そんな逸品をそれぞれ飲みながら酔っ払う感じなんです。
酒の種類も違うし、
飲み方も違って、
味はもちろんはそれぞれに個性があって。

でも、
酒は酒なんですよね。
飲めば酔うんですよね。
それは同じ。

で、
4人で飲んでると酔うんです。
医療を通して誰かの役に立ちたいって、
多分、
それも同じ。

だから、
酔っちゃう。

2022年の今年に大学生、大学院生、研修生と立場は違っても、
大学にまつわる学びの場で少なからず自身の成長ってやつに
面と向かってるって点では
同志【どうし】
みたいなもんだってワタシは勝手に思ってて、
そんなことは語り合っちゃいないはずなんですけど、
どっかでその辺は握り合ってるな、
って感じられるのが心地よくて、
毎度ベロベロに酔っ払っちゃう。

その成長って過程の中に、
ブログを書く。
って選択がおにいさんに起こった。
そこにオレはチラリと関わってる。
なんて勝手に想像するとですね、

(嬉しいな。)
(ブログ続けてきて良かったわ)
って、
思えてですね。
輩【やから】たちを紹介させてもらいました。
出会いに感謝です。

今回は
テキーラ・ワタナベ
がお届けしました。


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