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子供が頑張るマンガ

娘が生まれてからというものの、子供が出てくるマンガに感情移入しやすくなった。
ちょっとしたシーンでも子供が怪我したり亡くなったりするのは読んでいて本当につらい。胸がえぐられる気分。
逆に子供が頑張っているマンガはとても響く。そして轟く。自分も頑張ろうと。
そんなこんなで、最近読んで響いた子供が頑張るマンガ3選を挙げてみる。

よつばと

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以前にも書いたが間違いなく響く。
父の心得  よつばと15巻
娘が生まれてから読み返してみたが、生まれる前と後では見える世界も違う。ついつい子供の育て方目線で見てしまう。
興味を持ったことを何でもやらせてみて、失敗してそこから学ばせるという教育方針は見習いたい。
とにかくよつばは無敵だ。

メダリスト

メダリスト

勉強も苦手で誇れることが何もない、そんな女の子が密かに夢見ていたフィギュアスケート。挫折した姉や親の顔色をうかがい、フィギュアをやりたいと言い出せずにいたが、元アイスダンス選手の夢破れたコーチと出会うことでフィギュアの世界へ踏み出す。
主人公のいのりちゃんとコーチの司がお互いを思いやりながら成長する姿に胸を打たれる。
スケーティングシーンの描写は迫力抜群で、滑っている前後の動きが脳内で補完され、まるで動画のように再生される。心情の内面描写は3月のライオンを彷彿とさせるもので深くとても緻密。

リエゾン

リエゾン

発達障害を持つ主人公の志保が児童精神科で研修医として成長していく姿を描いた作品。
両親が障害を理解し、子供が抱える問題と向き合い受け入れていくケース。時には親が加害者となり子供を追い詰めてしまうケース。
それぞれの家庭にはそれぞれの問題があり、子供たちが壁にぶつかってしまう様子は見ていてとてもやるせない。
子育てをしていく上で直面しそうな問題は我が子に置き換えて考えさせられる。

3作品それぞれ異なるジャンルだが、子供を育てていく上でとても参考になる。そしておもしろい。


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