一日の半分について。

こんにちはざわです。
今回が毎日投稿初日となります。どうぞよろしく

今回のテーマは「一日の半分」の感覚についてです。
まず、一日半分、真ん中の地点は、定義上はお昼の12時になることは間違いありません。
これは、国際的にそう決められているルールなので覆されることはないわけです。
その一方で、私たちは、1日の間のすべての時間活動しているわけではありません。日本人の平均的な睡眠時間が大体7時間として、24-7で実質的な活動時間は17時間になります。そしてこれが私たちが自由に使える時間として認識している時間の合計となるわけです。
そして、問題なのは、この7時間の睡眠時間が、午前と、午後の両方に均等に配分されているわけではないということです。
具体的に考えていきましょう。
一般的に、一日7時間の睡眠をとる社会人であれば、おそらく前日の12時ごろに就寝し、翌朝7時ごろに起きるというのが普通だと思います。
この前提で話を進めると、私たちが自由に使える時間のちょうど真ん中は大体15時30分ごろになるわけです。
まずこの事実を認識している人が少ないのではないでしょうか?

一日の真ん中というと基本的には昼の12時で大体真ん中だと考えてしまいがちです。
その原因の一つはおそらく私たちが長い時間お世話になってきた学校のシステムにあるのでしょう。
実際、学校にいる時間(課外活動を除く)を考えると、ざっくり、8時から16時まで学校にいることが多いので、その真ん中はきれいに12時になります。
しかしながら、いざ大学生や、社会人になってみると、この一日の真ん中は12時という認識が大きな損失を生んでいると私は思うのです。

というのも、何か仕事をしていて、12時を経過する、午後になると、一日の半分が終わってしまったかのように感じてしまうのではないでしょうか?
その結果起こってしまうのが、午後の寝るまでの時間を軽視してしまうということです。
冷静に考えれば午後の間に使える時間は午前の間の約1.5倍ほどあることになります。にもかかわらず、一日の真ん中は12時だと思っているせいで、例えば、12時過ぎた時点で自分のやりたいこと、やろうと思っていたことの進捗が半分に満たないとやる気が失われてしまうといった事態が起こりうるわけです。
また、仕事が終わった後の時間の使い方にもこの真ん中に対する認識は影響を与えていると私は考えています。
例えば18時に仕事が終わって、家に帰ることができたとしましょう。実はこの家に帰った時点で、私たちにはまだ一日に使える時間の3分の1以上の時間が残されています。しかし、一日の真ん中が12時だと思っているとなぜだか、就寝時間までもう幾ばくも無いように感じられてきます。結果、もうその日1日が良い一日だったのか、それとも悪い一日だったのかはすでに決まってしまっている気がして、半ば自暴自棄に陥るわけです。
このことは実にもったいない。その日1日の満足度を決めるのはむしろ仕事や学業を終えて家に帰ってからなのです。

私の今日の結論は
一日の真ん中は12時ではないということ。
これを意識するだけで、明日からの午後の時間の使い方がより良いものになるような気がします。


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