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曖昧さという重苦しさを超えていく(150度のアスペクト)

自分が分からなくなったときに用いる一つの手段として、「ホロスコープと対峙する」という方法があります。

*以下、占星術に興味のない方には退屈で、占星術のプロの方には「ちょっとそれ違うんじゃない?」と突っ込みどころ満載な内容になりそうです

ひとつの選択をしなければならない状況にありまして、腹を決めたつもりでも決め切れていないモヤモヤした感覚があり、これはどうなってるのかな・・・とホロスコープを探求しました。見つけたモヤモヤの正体と、そこから導き出した結論はこちら。

<結論>

変化・変容することへの漠然とした不安を超えていけ


<モヤモヤの正体>

トランジットの天王星・海王星絡みの150度のアスペクトを3つ発見

①②トランジット魚座天王星を頂点としたネイタル太陽・冥王星(私は太陽冥王星合です)とネイタル海王星とヨッド(YOD)を形成

③トランジット魚座海王星がネイタル太陽・冥王星と150度

スクエアやオポジションとは違う、150度という分かりづらく曖昧さを感じるアスペクトについて、鏡リュウジさんはこのように述べていらっしゃいます。

150度のアスペクト「クインカンクス」は星の力が「きしみながら融合する」というもの。一種の病的な状況にも繋がりやすい。しかし、これはある種の奇跡的な状況も起きやすい配置なのです。不可能に思えることに挑戦しながら、何かを待つ、ということがこのアスペクトの特徴だと思います。


曖昧さへの苦手意識 

私は太陽冥王星合ということもあり、元々曖昧さが苦手で、曖昧な状況を重苦しく感じます。基本的になんでも白黒はっきりつけたがる(それが原因で色々なことを壊したり失ってきました)。

壊さずに済むものは壊さずに、曖昧なままで上手くつきあえるようになりたい・・という気持ちは以前からずっとあったと思います。

その課題に、挑戦する時が来たのかもしれません。

いつまで続くの?

天王星が150度のアスペクトを取り始めたのは今年に入ってからで、完全に守りに入っていた2020年とは違い、私にとっての2021年は「挑戦」がテーマだったと思います。この挑戦は本当に小さな小さな挑戦で、一進一退、本当に進んでいるのかな?と手ごたえとしてはとても小さなものでした。進んだと思っても後戻りの連続。修練には時間がかかるという事でしょう。

なんと、このアスペクトはまだ3年ほど続きます。でも裏を返せば「成果を急がなくてよい」「腰を据えてじっくり取り組める」ということ。決して腐らず、あきらめず、気長に変化変容の道を切り拓いて、自分自身を確かなものにチェンジさせていきたい。

海王星の力も借りる

今思うと、コロナ関連の息苦しさや不安(実際コロナに罹患しましたし)も、健康を表すT天王星とN海王星の150度から来てるなぁと思うのですが、それだって学べ!成長しろ!!と星が後押ししてくれているのかもしれません。

海王星は健康だけでなく、夢や精神性などもあらわす星。今起きている世の中のおかしさを、「おかしい・苦しい・不安」と嘆くだけでなく「未来は自由に選べる」みたいな捉え方に変えたってよいのかもしれません。

火星期だし、苦手な火星の力も借りる 

変化・変容に行動は欠かせません。行動と言えば火星。私は今、火星期の終盤に差し掛かっています。獅子座火星なのですが、火星が上手に使えていません。(アスペクトもあまりよくない)でもそんなこと言ってられない。とにかくやってみる。駄目でもよいからやってみる。やりすぎたら休憩する。やり方を変えてみる。何でもよいので、自分の火星を意識する。

残りの火星期とトランジット天王星150度期間が同じなのも、何か意味がある気がしてきました。

最終的には太陽を鍛える・輝かせる

私の太陽は天秤座15度なのですが、サビアンシンボルが「流されてしまった船着き場」。行き場のない不安感を抱えたままの太陽を、行き場がないからこそ自由に、いかようにも生きられるという逞しさを併せ持った太陽に変えるチャンスかもしれません。

さらに、コンジャンクションしている怖くて扱いにくくて、ひるんでしまう冥王星の力も、この際「再生力」の方を強く強く信じようと思います。

まとめ

何でも壊して作り直して・・・というお家芸は封印して、この2~3年は腰を据えて修練し(不安に負けず)変化・変容していきたいと思います。