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朝5時の読書会

静かに始まった

まだ夜が明けてない

いや、少しだけ明るくなっている

部屋はまだ薄暗く

外は何も目覚めていない

虫の声がする

どんな虫なのかは知らないけれど

虫の声がする

静かにいつもの本を開いて

読書会のスペースに入る

記憶の中に摺りこまれていくように

振返ると

こんなにも形が想像できるように

体験が残っている

朝の読書会は静かでいいものだなぁ

1人だけど

1人じゃないような初めての感覚が

空間を異次元に作り合っているように仕上げる

時はデジタルの数字が伝えて

ちゃんとわたしの部屋へ戻してくれる

おはようって 何回 言った?

普段より多いみたい

読書会の終わり終わり

夢の中の記憶はしっかりしていた



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