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傍にいることの強さから

着飾った街並みをくすぐられるように 溜息が走り出すよ

涙でにじんでしまった気持ちが 踊りだそうとチェンジしている

やっと君を忘れられるって 言葉にしたら思い出したよ

あんなに楽しかった日々が 悲しの色でにじむように見えるんだね

青い街並みや金色の街並み、緑の深い悲しみが塗り替えられて

ようやく息をし始めた 浅い胸の動きに強烈に映りこむ

やっと君のこと手放せるって 自分の意識が美しく見えたよ

優しい君の言葉が 突き刺さったままの後ろ姿で 

背筋を伸ばすことができないんだね


君の無責任な優しさは

私の大きなゆりかごの中に眠っている

君の優しさという偽りは

君がいつまでも手放せない

悲しみの暗闇だったと気がついたんだ

傷つくことを恐れて

周りにふりまく優しげな笑顔

いつか傍に居ることの強さから

私が抜け出すことができるために強くなる


着飾った街並みは迷惑そうに 暗い夜空を照らしている

着飾った深い緑の悲しみは 偽りのぬくもりを悲しく変えている

真愛と空と人


noteに詩を書き始めた頃のものをもう一度、お披露目です。
少しだけ変えています。

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