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元々、詩を書くことが好きだったので、詩も書いてみよう~!
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2021年1月の記事一覧

彷徨う・・・イエスと言えるまで・・・

少年は母を追い求め 瞳の奥に陳腐化したように思う 愛は容を変え、さらに磨きをかけ、重みを…

髙橋玲子
3年前
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耳に居座る風

君を追いかける度に シャッターを押す もう一つの季節の衣をまとわり カレンダーの中の整列…

髙橋玲子
3年前
7

心中

わたしのからだの真ん中を あなたの想いが通り抜ける あなたのからだの曲がった全て わたし…

髙橋玲子
3年前
20

1月は・・・

今年は速くないと感じていた なのに 後7日で終わってしまう頃になって やっぱり 速いなあ…

髙橋玲子
3年前
3

大切な君へ

何処で話をつけてきたの スッキリした顔をして もう何もなかったかのように 諦めた時間をチ…

髙橋玲子
3年前
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小春

つぶやき始めた弱い音 かすかな色を確かに示す 色のない大きな屋敷の片隅に しっかりと言葉…

髙橋玲子
3年前
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偽りという衣

身に着けているものは重みを増して悲しくなります 軽くなりたいと願っても手放せない欲望が膨らみます 誰かの為などと嘘をつき 誰かの為と泣きました いいえ いいえ 誰かの為と嘘をつき 私の気持ちは揺さぶられます ここまで貰った思考の塊は悲しみよりも賢さです ずるさが指先で笑いながら言葉たくみに優しさに変換します 誰かの為などと嘘をつき 私の過去に投影されます いいえ いいえ 誰かの過去の出来事は 私の傷を思い出させる出来事です さて この偽りという衣

僕のようでいて、ぼくでないとき

僕は僕のようでいて僕でないと感じるときがある 僕の中に生まれてくる僕を批判する僕は 僕の…

髙橋玲子
3年前
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