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野菜を育てることを通して心を育む

最近、自分で野菜を育て始めました。野菜を育てることで、「心」も育てられている、と感じています。

どの心を育てられているのか?それは、ものやいのちを大切にする心。買えば何でも揃うこの時代。スーパーマーケットでは完成形しか見えない野菜。それが、種を植え、発芽しスクスク育っていく様子を見るのは、何とも健やかな気持ちなります。森羅万象の営みを、野菜を育てることを通して感じることができます。

そして、季節感を身を持って感じることができます。いつでも種を植えれば発芽するわけではなく、時期がきちんと決まっています。地球が生きていることを感じることができるのです。

1ヶ月前に植えたブロッコリー。植えた時は小さな苗だったのに、たった1ヶ月でとてつもない成長。こんなに?と驚くほど、成長が早い。すくすく育つ野菜から、元気をもらいます。死にたい野菜なんて無い。そんな健全な健やかさを野菜から感じます。

ベジタリアンのわたし。普段は、お肉・お魚は一切食べていません。今回野菜を育ててみたことで、レタス一枚をとっても、アブラムシがたくさんついている。出来るだけ殺生したくないので、一匹一匹虫を取りました。でもこれ、少量の野菜だから可能であって、大量の野菜を育てる農家さんにとっては、一匹ずつ虫をとるなんて不可能。

軽々しくベジタリアンだと公言しているけれど、その裏には、野菜についている虫が駆除されている事実を知りました。この事実、なんとなく知ってはいたけれど、ただ知っていると自分で実体験するとは、雲泥の差。

野菜を自分で育てることから派生し、日本の野菜自給率は一体どうなっているのか調べてみたのですが、長くなりそうなので、次回に続きます。

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