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小学一年生のランドセルみたいに 体より大きなリュックを背負って どこにいくの 何を持ってい…
紫の霧に霞む摩天楼 滲んだ窓の明かりは 先の見えない都会の涙 地を這うように生き 空を舞…
あの小さな川に架かるのは トムおじさんの橋 毎朝おじさん釣り糸垂れて 釣れない魚を待ってい…
水平線の彼方へと続く道を 僕らを乗せたバスが走る 真っ直ぐに 流れ行く景色はやがて 水色の…
大きな壁のように 町の外れに立っている 森の入り口は手招きして 子供たちを誘う 緑のおばけ…
寂しさは誰もがどこかに隠してる 落ち葉の下 タンスの奥 内ポケット いつのまにか忘れて い…
万年雪を被った山 見上げれば頂は遠く 人々を寄せ付けぬ 気高きあり様を示す 白山よ 教えておくれ この世の行末を 小さき人よ 教えよう 這い上り頂に立て 万年雪さえとけるほど 思いは熱く頂を目指す 山々に抱かれて 開眼のあり様を知る
羅針盤の示す先 星の光を頼りに船は行く 後戻りはできない まだ見ぬ新大陸を目指し 行き着い…
波打ち際を駆け抜けて さらわれていく足跡は 記憶にも残らない 踏みしめた足裏の感触だけが 確…
乾ききった大地に植えた種 祈り願い信じた年月は 果たして実ったのだろうか 思い通りにはいか…
恋を知ったあの日 星が描かれた旗は 青空に揺れていた 胸の高鳴りは止まない 日が落ちてもま…
鳴らせ響かせろ 空に風に雲に その鐘の音は心の叫び 縛られた鎖を解き放ち 広げた手に自由を…
ヘイブラザー ゴキゲンなリズムに乗って この町に来てみないか 踊って歌って恋をして 他に何…
五月晴れの朝に 人ぞ集い 五月蝿く響く 鼓動の高鳴り 五十嵐の川は 清く流れ行き 五右衛門とやら 相見えるとき 五輪書抱えて 地水火風空を知り 五稜郭の果てにぞ 戦わんとす