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夢の中にキミが出てきた 甘えた声で遠慮がちに そっと手で触れた ボクの足首 何かを耳元で囁い…
このまま知らない世界へ 飛んでいけたら 行きたい 生きたい ウズウズワクワク 透明な青空はこ…
カラスもまだ眠っている 深い夜がゆっくりと明ける 何もない駅前通り 街灯はただアスファルト…
やあまた会ったね まえに会ったのは いつだったかな どこだったかな まあまた思い出すね やあ…
ベルが鳴る 授業の始まりを告げる ベルが鳴る 夜更けの学校で 星空の下に集う者 月の満ち欠け…
願う 叶わずとも 祈る 叶わずとも 夢見る 叶わずとも 想う 叶わずとも 進む 叶わずとも …
もはや時代は熱波を求めず 静かな熱狂が淡々と漂う 誰かの熱が波となり 大きなうねりを作ることは もう絵空事になってしまった 冬はただ冷たい太陽を浴びて 青い灼熱とともに 心を溶かすことなく佇む もはや人々は熱波を忘れ うわべだけの熱を発する 私の熱が波となり 遠く遠くへと伝わることは もう夢寝言になってしまった
とどけコーラス 声を合わせて 声をあげて わたしをボクを叫ぶ Call Us わたしの背中を押して …
おかしなおさかな泳いでる シカクイさかな サンカクさかな マアルイさかな ここはパシフィック…
のびるしっぽ つながるしっぽ しっぽをふれば しっぽんぽん しっぽんのしっぽは ふしぎなしっ…
十二階建ての七階の ベランダにたたずむ男 やかんを持って何かを注ぐ 昇る朝日に照らされて…
手袋のまま繋いだ手 一枚の布を伝って 届くぬくもり 黙って歩く冬の道 帰るところは別々 もう…
小さな喫茶店の窓には 見つめ合う二人の顔が 通りを行き交う人の目など 気にも止めずに そこ…
思い切り抱きしめても 手ごたえのない毎日 霧を抱いたように 掴んだつもりが また消えていく 都会の霧が流れていく ビルの谷間に消えていく 自分のことさえ忘れてしまう 日の出まえの地下鉄も 朝が来ることを知らない 霧が視界を消すように 捉えたつもりが また逃げていく 都会の霧が流れていく ビルの谷間に消えていく 自分のことさえ忘れてしまう