去年の今頃

去年の今頃は自分のお店を立ち上げるために色々と作業をしてました。正月は少しのんびりして、お店をやる場所の交渉だったり、必要機材購入したりなどなど。地元ではあるけど、20年近く離れており、地元に残ってる友人もそんないいないし(そもそも少ないんですけどね...)友人も飲食系の仕事ではないからあまりツテがありませんでした。

そんなこともあり、いきなり、銀行などから融資してもらって1から全部自分のイメージ通りにやることに抵抗がありました。リスクが大きすぎる...そんな風に思ってました。度胸がないと言えばそうなんでしょうけど、リスクは少ないに越したことはないし、そもそもワインに特化した店をみたことがない。そこで自分の予測は①誰かすでに挑戦したが、うまくいかなかった。②洋食系の方が採算取れないと判断しやってない。③誰も気づいていない。

結果、個人的に感じた理由は②と③でした。③に関しては気づいていないというか、ある程度の専門知識が必要なのでできる人がいなかったというのが正しいかもしれないです。自分もソムリエの資格は一応、持ってますが昔の同僚、先輩の前でソムリエ名乗った日にはどうなることやら(笑)

そんなわけで、あまり資金をかけず、万が一、失敗しても収集つく程度で。もしいい方向に進んだ場合、次でもっと自分がやりたいイメージの店作りをしようと考え、今の屋台村の中の物件を選びました。料理も作れないわけではないけど、ワインと接客に集中したかったから料理は他のお店から出前が取れるシステムなのも個人的には気に入ってます。他店舗の方は売上になるだろうし、自分のお店もそれに合わせたワインなど、色々できる気がしたので。

おかげさまでなんとか間も無く1周年を迎えることができそうなので、ありがたい限りです。自分ではじめたお店なので、売上が自分の生活に直結してきます。どのくらいの値付けでいけばいいのか?どの価格帯のものがこの街では一番売れるのか?どういう感じの味が傾向として好きなのか?などなど、友人達の意見など聞いたりして色々考えてたなぁと思い出しました。これから一年、香港でお手伝いさせていただいてるのもあり、今は毎日、自分のお店を営業できてないけど引き続き、頑張って行きたいなと思います。

次回は開店したての頃のことでも書こうかな。

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