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[日本語]マテリアルデザイン『Surfaces』とは?

はじめに
引用元 Google - Material Design
URL:https://material.io/
※動画・画像データ等はこちらから引用させていただいております。

また、この記事は筆者の個人的な解釈が含まれるため、正しい情報は上記のガイドラインをご確認ください。

Surfaces (サーフェス)とは?

マテリアルデザインにおけるSurfacesとは、
『UIを構成するための概念』です。

Surfaceはx、y、z 軸を持つ 3D 空間であり、つまり『現実世界のモノ』と同様に、オブジェクトは縦、横、厚み(高さ)で構成されています。

ここで言う『現実世界のモノ』とは、マテリアルデザインでは『紙』を指します。

x、y、z 軸を持つ 3D 空間

紙について

そして、この紙という表現について説明すると、ボタンやカード、画像などそれぞれのオブジェクトは、厚さ(常に)1dpの紙のオブジェクトでできているというイメージです。

この、「厚さが常に1pd」という点が、surfaceの概念が印刷物の「紙」であることを示しています。
(surfaceというと、なんだか分かりにくいので以下、surface=紙オブジェクトとします)

デザインを作る際は、この紙でできたオブジェクトを重ねたり、配置することで構成されます。
その際も現実世界の紙と同じで、下にあるオブジェクトが上にあるオブジェクトを突き抜けたり、気体や液体のような見た目にになることはありません。

下にあるオブジェクトが上にあるオブジェクトを突き抜けることはありません。

ここまで、繰り返し『現実世界の紙と同じ』と繰り返してきたのですが、実は現実世界とは異なる部分もあります。(以下)

①全体で均一に不透明度を変更できます。
②一部だけ不透明度を変更できます。
(注)完全に透明にすることはできません

スクリムについて

「スクリム」とは、一時的に、一部の紙オブジェクト(Surface)を強調するための処理のことです。
強調したいオブジェクトにユーザーの注意を向けるのに役立ちます。

スクリムは、次のようなさまざまな方法で適用できます。

  • 強調したいオブジェクト以外を暗くする

  • 強調したいオブジェクト以外の不透明度を下げる

まとめ

マテリアルデザインガイドラインのsurfaceについてまとめました。
この章には他にも、surfaceのmotion等についてなどが詳しく記載されていますので
原文の方もぜひご確認ください。

次回は、『Elevation』についてまとめていきたいと思います!

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