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[日本語]マテリアルデザイン 『Spacing methods』#06

はじめに
今回はマテリアルデザインガイドラインのLayout『Spacing methods
』について解説していきます。

なお、この記事は私が(翻訳機能を使って)ガイドラインを読む中で、日本語訳に違和感を感じたり、理解が難しいな。と思った箇所を分かりやすい言葉に置き換えるなど、一部個人的な解釈が含まれます。

正しい情報は下記のガイドラインをご確認ください。
引用元 Google - Material Design
URL:https://material.io/
※動画・画像データ等はこちらから引用させていただいております。

Baseline grid

マテリアルデザインのすべてのコンポーネントは8dpのグリッドをベースに配置します。

app bar と floating action buttonは8dpのグリッドに配置

また、コンポーネント内の『アイコン』、「アイコンラベル(アイコン下のテキスト)」などは4dpのグリッドをベースに配置されています。

bottom navigation barは4dpのグリッドで配置

4dp baseline grid

テキスト(文章)は4dpのベースラインにしたがって配置されています。

「Button」や「List」などのコンポーネント内のテキストは、このベースラインに従わずに配置することができます。
そして、その場合のテキストは、「List」の縦方向に対して中央揃えになるように配置されます。

Spacinglink

Padding

「Padding」とは、コンポーネント内の「要素と要素の間のスペース」のことを示します。
そして、「Padding」値は「4dp」もしくは「8dp」の間隔で増減し管理されます。

24 dp のPaddingがあるレイアウト

Dimensions(寸法)

「Dimention」とは「コンポーネント内の要素」コンポーネントそのものの「幅と高さ」のことです。
そして、Dimentionは、8dpの倍数でそろえる必要があります。

メモ
コンポーネントの幅と高さは「8dp」の倍数でそろえる!

❶Status bar height: 24dp ❷App bar height: 56dp ❸ List item height: 88dp


Alignment

「Alignment」とは、アイコンやテキストなど、コンポーネント内の要素の位置を整列させることです。

レイアウトグリッドに従ってコンポーネント内の要素が配置されています。

Keylines

「Keyline」とは、Responsive layout gridのルールに従わない画面内の要素を配置するための「垂直線(タテ線 )」のことです。
Keylineは、8 dp 単位で左右に移動させることができます。

❷Keyline

Containers and ratioslink

「Container(内容物)」は画面内の「要素の範囲」を示します。

1. Image container 2. Icon container 3. Surface container

また、「Container」は、固定サイズにしたり、コンテンツのサイズに合わせて拡張することもできます。

「画面内の要素のサイズ」と「Container」が一致するとは限りません。

なお、「Container」の横幅Responsive layout gridのColumnsの横幅に従います。

Aspect ratios

「Aspect ratio(アスペクト比)」とは『ヨコ幅とタテ幅の比率』です。
マテリアルデザインでは、画面の一貫性を保つために、一貫した縦横比を使用します。

ヨコ幅の割合:タテ幅の割合

Responsive cropping

『Responsive cropping』は、『画面サイズに従って画像をトリミングする方法』です。
具体的には以下の3つの方法があります。

①縦幅の比率を維持する

②(画面サイズによって)画像の縦幅の比率を変える

画像比率が(モバイル) 1:1 から 1(タブレット)6:9 に変化します。

③(画面のサイズが変わっても)画像の縦幅を固定する

Touch targetslink

『Touch targetslink』とは、「タッチが可能な領域」のことです。
タッチのしやすさを考慮して、最小サイズを「48 x 48dp」Touch targetの間隔は少なくとも「8dp」以上あける必要があります。

まとめ

今回は「Spacing methods」についてまとめました。
DimensionsAlignmentなど、(個人的には)聞きなれない用語が多かったのですが、マテリアルデザインの「レイアウトのルール」として理解しておきたい内容だと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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