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純金資産を持ってみた

純金を買いました。
金資産は、通貨と異なり信用リスクが無いこと、インフレに強いことという特徴がありますが、利息や配当が出ないこと、譲渡所得の対象・総合課税で管理コストがかかってしまうこと、ドルベース価格なので為替相場の影響を受けること等の注意点もあります。
株式市場の暴落へのヘッジとして今後、一定割合になるまで買い増ししていこうと考えています。


純金の買い方を調べてみました。私は現在の資産管理状況から③の純金信託ETFを少しまとまった金額で購入しました。

①現物買い
 「田中貴金属で純金を買う」なんて若い頃は少し憧れに近いものもありました。分かりやすく「私は純金を持ったぞ!」となります。証券会社でも購入は可能です。私が利用しているマネックス証券では「マネックス・ゴールド」という口座を利用して購入できます。
 手数料が高く、現物を手元に置くと管理費もかかります。

②純金積み立て
 こちらは現物買いよりもハードルが低く、積み立てということでドルコスト平均法で長期保持であればこちらが良いと言えます。雑所得課税がされることや手数料が比較的高いことが注意点でしょうか。

③純金信託ETF
 株の売買と同じイメージで証券口座で一元管理ができることがメリットです。100%金価格連動とはなりませんが、はほぼ金保有と同じ運用で資産形成ができます。

④金先物取引
 先物取引としてレバレッジで大きな金額で取引が出来ますが、中長期運用というよりは短期で投機的な要素が強くなります。

現時点での私の個別株を除いた投資資産の割合です。
・債券         34%
・投資信託(日本株)  20%
・AIロボ(ウェルスナビ)20%
・投資信託(米国株)  10%
・投資信託(新興国株) 10%
・投資信託(先進国株)   5%
・金            1%

こうしてみるとかなり慎重な配分です。シャープレシオは高いけれども収益率が低いので、もう少しリスクを取るようなものを保持するのも良いかもしれませんが、50代という年齢も考えるとこの配分でも良いなと思っています。

債券の割合が多いのは、ずっと以前に購入したアメリカのゼロクーポン債で満期近くのものが3倍のボリュームになっていることが大きいです。
投資信託の米国株の割合が低いのは、米国株のインデックスファンドを利益確定して新興国株へリバランスした結果です。ただし、ウェルスナビのポートフォリオでは米国株の割合が最も高いので、それも含めるとまだ一番高い割合になります。
なんだかんだで一番強い米国株ですが、ぼちぼち分散し始める時かなと考えています。

そして現金預金の割合をもう少し減らしても良いかなと思い始め、先進国債券と純金債券の投資信託で信託報酬が低いものにまとめて預けても良いと考えています。純金信託ETFを増やしても良いかな。

純金については一定のボリュームになるまで純金の投資信託を毎日積み立てるとともに、価格変動をウオッチして適宜、純金信託ETFを買い増ししていく方法が良いと考えて実行してみます。



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