日記.23.12.29 今年は独り。

昼10時起床。

今日は有給を取って1日早い年末休みだ。
すなわち今日から自堕落生活スタートと言っても過言ではない。好きな時間まで起き好きな時間まで寝ていられる。最高過ぎる。

去年の今頃は家族と一緒に父の家に行っていた。実家ではない。岡山県にあるのだが、徒歩30分内にスーパーと回転寿司、100均、ドラッグストアがありまあまあ便利な所だ。ただそれだけで普通の、ありふれた田舎。駅前の商店街は僕が高校生の頃にはもうシャッター商店街になっていた。それこそ30年前くらいの原初の記憶にまで遡らなければ、それなりに賑わっていた街の面影は見つからない。いつか暇で暇で仕方ない時にでも振り返ってみようか。

そういえば、家族と年末年始を過ごさない理由を書いていなかった気がする。その理由を書いた日記は書いてはいたのだが、いつものように下書きのまま埃を被ってしまっている。

「下書きの日記」の取り扱いには困る。日が経つ毎に日々の朝だけ書いた日記が溜まっていき、その日の記憶は日が経つ毎に忘れていく。無限増殖だ、恐ろしや。まぁ実際には何かあった日にくらいしか書いてはいないのだけれど。つまらない事でも毎日飽きもせず書いている物には価値がある。僕もそれをしたいとは常々思っているのだがどうにも続かない。やる気の問題だろうな。


前日深夜に作ったあんこう鍋を温め直して食う。見切り品の半額で1パック500円だった割にまあまあ美味い。というか普通の白身魚の味かな。鍋スープの素が美味いのだろう。モツ鍋用のだったので濃い味噌味。寒い季節には味噌味はたまらない。他には税込108円の大根葉を入れた。申し訳程度に付いていた細くて小さい大根が苦味があり美味い。コスパはまあまあ良い。具材はこれとパックのぎんなんだけ。シンプルイズベスト。というか鍋なんて〆のおじやを作るだけの物だから簡素で良いのだ。

賞味期限が丸1年切れている鍋スープの素を早く美味しく使い切りたい。それなら鍋なんてやらずにおじやだけ作れば良いと思われるかもしれないが、「具材のダシが十分に出た、残りカスしか残っていない汁に冷や飯を突っ込み生卵を投入する」これが僕の中での様式美になっている為変更はきかない。そも最初から作るのであれば雑炊を作る。鍋スープの素は1パック200円以上なのでいくら賞味期限切れとは言え1回の食事で使い切るのは勿体ない気がしてしまうのだ。こういう意味不明なこだわりが僕にはいくつもある。

おじやを半分、春巻きを3本焼いて自室に篭る。スマホで漫画を見ながら飯と菓子を食い散らかす。

眠気が来たので麦茶で軽く口を濯ぎ昼寝。

2時間くらい寝た。
18時になり自室の自分がいる片側だけ整理整頓する。菓子が沢山あるが、賞味期限が切れている物が大半で古い物が下にあるので定期的に掘り返さなくてはならないのだ。最古の菓子は丁度1年前が賞味期限のキットカットミニだった。味は申し分無く美味い。3月に賞味期限切れのミロチョコは酷く不味い。準チョコはやはりダメだ。一度でも溶けると白く固まりとんでもなく不味くなる。こうなるとアレンジして消費するか捨てる事になる。ミロチョコは幸いにもオーツミルクをレンチンして温めたものとココアにする事で使い道があったからまだ良いが。スナック菓子やせんべいは湿気を吸いフニャフニャ食感になっている物があり、これはこれで美味い。

雪で何日も十分な食べ物を取れていないと嘆いている人々をニュースで目にするが、僕はこのアパートにいる時大地震などで被災しても1ヶ月は問題なく暮らしていける食料がある。賞味期限切れの物ばかりだけど、飢えを我慢するよりは遥かにマシだ。高血圧と糖尿病にならないようにはしたい。

片付けを終えておじやの残りを食い、炊き込みご飯を炊飯器にセットする。ズボラ人間には炊飯器はやはり神だ。鍋炊きのご飯の方が美味いとは聞くけども米と水をセットして1時間完全放置にするだけで飯が炊けているのは素晴らし過ぎる。

夜は炊き込みご飯を食べながらYouTubeでホラー系動画を見てナンプレをやり朝5時過ぎに寝た。

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