はじめの一歩
ちいさい「るる」は初めて庭に出ました。ウッドデッキから庭に降りていきました。
昨日までは、庭に下りる2段の階段が下りられなかったのに、くんくんと階段の匂いを嗅ぐだけの昨日とは違いました。
ウッドデッキに飛び出すと匂いも嗅がずに、一気に庭に下りていきました。
毎日できることが増えていきます。楽しそうで嬉しいです。
反対に出来なくなってしまうこともあります。
狭いところに入ることができなくなりました。机と本棚の間とか。
低いところに入ることができなくなりました。ソファの下とか。
入ろうとしてもぞもぞするのですが入れません。毎日できなくなることが増えてきます。
その不思議そうな顔も可愛らしくて嬉しいです。
こんな可愛らしい時はあっという間に過ぎてしまうんでしょうね。
その成長を見逃さないように、見逃さないように。
いたずらもたくさんするのだけれど、いたずらだとは思っていない様子なのです。
常に真剣。
「ダメ!」っていうと「?」と首をかしげる仕草は、何でも許してしまうほど可愛らしい。
あっという間に大きくなってしまいます。
真剣に私に挑んでくれるのもあとわずかなのでしょうね。
娘はもう23歳になってしまいました。
あんなに小さくて、可愛らしくて、憎らしくて、
成長を見逃さないように気を付けていたのに、あっという間に23歳の女性になってしまいました。
悩んだり、困ったり、育てているときは苦しむこともあったけれどあっという間です。
ホント、あっという間。
懐かしむ時がきっと来ます。
そんな好日。
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