激励




ちょいと。
そこのお姉〜ぃさん。

ちんたらちんたらしてんじゃないよ!
全く〜ぅ。

ほんにもぉ〜、どうにもしようがないお嬢ちゃんだねぇ。


何だろなぁ、アンタ。



もっとこう…あれだよ。
アッケラカーン!としてさ。陽気にしておいたままでいてくれんだろうかねぇ。

困るんだよさぁ、コッチも。



アンタのその、、
萎え萎え、のろのろ、だらだら、渋々…ってのがさぁ〜。
うざったいんだよ、ねぇーーー!



あーあ。。
ほんにもぉ、、
いい加減にしておいてくれんだろうかねぇ。


あたしゃもしまいには怒りますじゃろうよ。




      🪷🪷🪷


「取っても取っても取り切れない…ものがあるんだよ…」

知ってるって!そんな事。
最初からわかっていた事じゃあないのかい。

あぁ…
忘れちまったのかい。 

アンタ。お得意の忘れる魔法にでもかけたんだろうさ。


今しばらく猶予の期間をあげようじゃないのかい。



…んん?

取り出したくないってのか?
取りたくても取れないものだってのかい?



ふーん。。


わかってるんじゃあないかい。
何を悩む。
悩む必要がどこにある。
悩むだけ無駄だ。
いつまでもそこにいる事になる。








行け。

アンタは行くんだ。



決めてきたんだ。

行くという場所まで貫いて…自分を貫いて歩んで行きますと決めてきたんだ。


それを忘れたぁわけじゃない。


ただ、少し、
ぽっかりしてしまったんだ。


ゆとりが見えなくなったんだ。
だから迷った。
迷わないでいいところを、迷ったんだ。




アンタのその、
うざったい、ちんたらした状態が、
迷わせたんだ。




      🪷🪷🪷


ああ?なに?
ひどいって?


ふざけるな。
ひどいのはコッチだよ。

もぉ〜、てぇーへんだ!
アンタの子守はもうやめたいよ。
めんどくせ~!



じゃがなぁ…
あたしゃが立候補してアンタの子守を担ったんだ。
今更『めんどくせ~、から降ります。やめます。』とは言えないじゃろうよ。


やり遂げるしかないんだよ。

アンタもあたしゃも一緒にね。



行くんだよ。

とことんまで。

行くんだ。


するんだ。
やるんだ。
励むんだ。


やれば思い出す。



なぁ〜に。
なにも怖くはないぞ。
知ってる事をやるだけなんだ。
全て知っている。
思い出す。


やるまでは記憶喪失の様になっているかもしれないな。ぐふふふ。


それもまた、
見もので楽しみじゃあなぁ〜!




ほれ。
少しは元気が出たか?

元気出せよな。

あたしゃはアンタの笑い声が好きだぞ。
いつも笑っていてくれな。



めんどくせ~、けど
可愛いアンタへ❤







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