既視感的な

気の合う仲間との定例食事会。毎回他愛のない会話が最高のデトックスだ。
毎月開いてはいるが、今回はそれぞれの都合で2ケ月空いてしまった。
食事をしながら楽しくおしゃべりが続く。
1人が話し出すと他の者は相槌を打ち共感したり感動したり、一緒に怒ったり。
楽しい!最高だ!
そのうち1人が話し始めた内容が既に前回聞いた内容だと気付いてしまった、
が、もう1人の聞き手が初聞の感じを出してきた。
起承転結の起のポイントで気づいてしまったが、
これはもう、そのまま流れに身を委ねるしかない。既に聞いている自分は
あ、それ、前に言ってたね、それからどうなったか気になってたんだ〜と口を挟むわけでもなく
え!それでそれで!と初めて聞いた時の様にリアクションを取るわけでもなく、静かな微笑みでただただ傍観していた。
きっと自分も、こんな状況を作っているかもしれない、その時に仲間は静かに見守ってくれているかもしれない。きっとこれが永く続く食事会飲み会の極意なのかもしれないぞ。


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