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【企業分析】4686ジャストシステム/スマイルゼミの減収続く

ジャストシステム【4686】、4-12月期(3Q累計)経常が8%減益で着地・10-12月期も10%減益 | 決算速報 - 株探ニュース (kabutan.jp)

ジャストシステムの個人向け売上の減少トレンドが続きます。タブレットを利用した小学生向け通信教育はジャストシステムの「スマイルゼミ」とベネッセの「チャレンジタッチ」の2強と思われますが、スマイルゼミの競争優位性が失われてきているのかしれません。

ジャストシステム決算短信から筆者が作成

簡単にバリュエーションします。2024/2現在の株価は2900円ですので、ほぼフェアバリューです。かなり妥当な水準まで株価が下げてきましたし、2023年12月に光通信が大量保有したこともそのことを示します。

ただ、スマイルゼミの下落トレンドが続く限りはなかなか買えないと思うのと、この会社は、親会社キーエンスと同じで資本コストと株価を意識した経営の対局にある会社であるため、保有する過剰な現金に対して株主還元に舵を切る可能性も考えられません(少なくともキーエンスが変わらない限り、その子会社も変わらない)。どれだけ収益性が高くとも、やはり保有できないと感じました。

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