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コンフォートゾーンを意識してみた

先日、来年度の仕事の相談が来たのですが、丁寧にお断りをするという体験をしました。

2年前くらいの私であれば、すぐに「やります」と手を挙げていたと思いますが、今の自分にとってこの仕事はどんな位置付けになるだろう?と考えた時に、コンフォートゾーン(できる仕事)だと捉えたことが大きいと感じました。

「できる仕事」だからやらないというわけではなく、今の自分にとって限られた仕事時間の中で、取捨選択した時に、自分にとっての価値基準がいくつかあることがわかりました。

今日はそれをお伝えしたいと思います。皆さんは日々の自分の仕事を、どのように位置づけていますか?

仕事をこなすことで1日支配されていないか

自営業でも会社員でも、今は「個」のキャリア形成が叫ばれている時代なので、自分の日々の仕事がどういう意味を持っているのか、俯瞰してみることは大事だと感じます。

始めは挑戦だった仕事も、時間が経つにつれて、だんだんとできる仕事、こなせる仕事(コンフォートゾーン)になってきたりします。
自分ではもう成長段階になく、他の人に変わってもらっても回るような仕事はそういったゾーンの仕事に入るのかもしれません。

自分自身の1日や1週間の仕事のラインナップを俯瞰してみるとどうでしょうか?色分けしてみてもいいかもしれません。

先日、私は自分の時間術について書きましたが、インプット、アウトプットだけではなく、仕事の中身をさらに、コンフォートゾーンストレッチゾーン(少し背伸びした状態の仕事)なのか見てみるといいと思います。

自分にとって、その仕事が次の一歩や、未来に繋がるきっかけになるかどうか

コンフォートゾーンでも、次の一歩に繋がっていると感じるような仕事もあると思います。例えば、私は大学での業務を一部行っているのですが、例年と同じ授業を担当することもあります。自分にとっては、毎年の講座ではありますが、未来に、大学の中で今後もっと領域を広げてやりたい授業の形や挑戦したいイメージがあります。そのため、今目の前の授業は、例年と同じ内容を提供しても、自分にとっては、これをきっかけに、新しい形へ広げていきたいという想いがあったり、未来の形への途上の場合、コンフォートゾーンをしている意味を自分の中で定義し行っています。

自分の専門分野外や自分ではなくてもいい仕事は手放す

今回お断りした仕事は、今後自分がその専門家ですか?と言われたら、違います、他に適任がいます、とお伝えするような領域だったことが一つ大きくあります。自分がその仕事を今後極めて行きたいと思っていなかったり、自分ではない方の方が適任だと感じたことが大きくありました。

一時的な収入にはなりますが、それが今自分にとって優先順位が高いものではないという気持ちを再定義することにもなりました。

知識や経験の賞味期限が早い

今は、情報やサービスがものすごいスピードで進化しています。自分が持っている経験や知識の賞味期限のスピードも早いと肌感覚で感じています。だからこそ、できる仕事で1日が埋められていると、あっという間に自分の賞味期限がくる可能性もあると感じています。

コンフォートゾーンから、ストレッチゾーンにいくように自分の中で意識して実行していかないと、筋トレと同じで、負荷をかけないと、より成長しないんですよね。

これから益々、この意識と行動の差が大きくなるのではないかと思います。

企業や組織に勤めている方は、なかなか自分で仕事を選べない環境の方もいるかと思います。副業やパラレルで新たな領域にチャレンジする人も増えている印象です。

やっぱりコロナの影響も大きい

この1年、コロナによって世の中が180度変わったわけですが、私も「止まる」という体験をして、自分の中で、本当に大切にしていきたいことは何か、価値観含めて、再定義してきました。

だからこそ、限られた時間、これからの10年を考えた時に、今自分がエネルギーをかけるべきものは何かを考えて、その時そう感じたベストな選択をしていきたいと強く感じています。

改めて、自分の仕事や環境を見直す機会になりました。

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