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令和4年10月3日 大阪府議会本会議「子の連れ去りは単なる親族間の問題ではない」

令和4年10月3日 大阪府議会本会議

「子の連れ去りは単なる親族間の問題ではない」

大阪府議会議員 西田薫議員

府民の命と生命を守る取り組みと言う観点から質問をさせて頂きます。配偶者間の子の養育等を巡る事案に対する適切な対応について、お伺いをさせて頂きたいと思います。
令和4年2月21日付で、警察庁より府警本部刑事部長等に対し、配偶者間における子の養育等を巡る事案に対する適切な対応についてと言う事務連絡がされましたが、この通知を受けて、所轄に対してどのような周知を行ったのか。そしてまた同居をしていた配偶者による、子の連れ去り事案について、どのように対応するようになったのか、警察本部長にお伺いを致します。

野村警察本部長

この種の事案は、子の重大な被害に発展する事もある事から、その被害の届け出等がなされた際に、迅速かつ適切に対応する事が重要であり、それはお示しの事務連絡においても、示されている所であります。府警察におきましては、従来から、この事案を認知した際には、単なる親族間のもめ事などと安易に考える事なく、警察署と警察本部が緊密に連携をして、迅速かつ適切に対応する事としております。引き続き、この種の事案の対応につきまして、周知徹底して参ります。

西田薫議員

これまでも周知はいただいていると言う事ですが、再度周知を徹底されると言うご答弁だったと思います。これ本年ですよね、警察庁より通知が来たというのが。そうしましたら、平成17年、最高裁でもね、親権があると言うか、親がですね、連れ去ったと言う事件と言うので、未成年者略取罪に最高裁でも問われていると言う事ですから、これ単に家族間のものでは無いと言うのを、多くの警察官の皆さんにも、認知をしていただきたいですし、特に国際結婚なんかそうなんですよね。我が国はハーグ条約に批准をしていると言う事から、特に国際結婚なんかでも、こういった事と言うのは、大きく取り沙汰されていますので、しっかり周知も図っていただきたいと思っております。

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