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2019年12月9日 前浜ふるさと祭り2019


突然前浜の若者たちに「振興会から秋祭り(仮)のようなものを企画せよ」との委嘱状が届き、昨年は地域の忘年会をみんなで企画しました。
今年もと思っていたら、いつの間にか10年前にやめた地域の「ふるさと祭り」になっていた!

津波で地域の集会所と一緒に流された御神輿。今回、避難所の時に神奈川県真鶴町の方々からご支援いただいた御神輿を地域で初めて担がせていただきました。改めて真鶴の方々に感謝申し上げます。

今年は10年ぶりに子ども神輿が地域を廻りました。最初は子どもたち少なかったけどだんだん加わってきたし、行く先々でお花を届けたい地域の方々が喜んで待ってくれていました。お花という地域への関わりは、割とみんなの望むところでした。

午前中に地域を神輿で廻り、お昼から第一部。みんなでカレーを食べながら「ふるさと祭り」過去の懐かし映像を観る。音楽が中島みゆきは反則。
その後、高齢者サロンでもやっているペタンクや輪投げをみんなで行ったり、若い世代はタコ焼き作ったり、おっちゃんたちは焼き芋焼いたり、地域のカフェ「ミプリ」からは子どもたちにケーキ、福祉施設の「春浦園」さんからポップコーンのプレゼントがありました。

第二部は演芸会、議会でもお世話になったラブソンガーズさんから始まり、地域のおばちゃんたちの女性団体「前浜令和会」の踊りや、民謡日本一の公民館長、地域のマジシャン、会場から黄色い声援をもらっていた地域にコアなファンが多い卒寿(90歳)のお爺さんの舞、自分が二回除名をいただいている大谷大漁唄い込み有志の会。結婚式で出演してもらったことからまた入りましたが(出演条件は再び入会)。最後は令和会が前日に作っていた餅を撒いてフィナーレ。

色々問題もあったかと思いますが、たぶん大成功。運営された皆さんお疲れ様でした!そしてご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

前浜は防潮堤の議論で地域が二分してしまっていたり、避難所や仮設住宅などまあり、コミュニティへの大きな影響は否めなかったのですが、やっぱり潜在能力ハンパない。会場の新しい集会所「前浜マリンセンター」も、様々の方の寄付や協力の元、自分たちで木を切り出すところから始め、できるだけ自分たちで造って最後は市に寄付したし。

前浜はコミュニティという概念がなかった自分が、避難所の時にコミュニティの力で復興を思わせてくれた場所。かなりめんどくさいけど、ここに生まれてよかった〜といつも思える大切な地元。

無事に終わって良かった。一般質問の通告締め切り前日だったので、終わってからが大変でした。

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