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#日曜音楽

昨日の「即興音日記#143 あかり」録音製作日記の最後尾に、ハッシュタグワードを書き連ねてある。
それらを少しずつ紐解いていきたい。

紐解きシリーズの1回目は「#日曜音楽」。

一から音楽を作る。
ゼロからではなくイチから、do it yourself。
自前でやる。

自分にある技術と知識と経験と感覚だけを使って音楽をつくる。
音楽をつくる道具も、いま家にあるものだけを使う。私の場合は、手を伸ばせばすぐそこにあるクラシックギターやハーモニカやパーカッション、DAWソフトの入ったパソコンと、感度良好の集音マイク。
あとは、曲の着想(脳みそ)と、この体(声を出す喉と、ギターを弾く腕と指)。

さて、「日曜画家」はアマチュアの画家を指す言葉。「日曜大工」はアマチュアの大工さん。
アマチュアとプロフェッショナルの区別は、今日の話のポイントではない。

ポイントは、愛。
音楽への愛、もっと言うと、音楽への偏愛。圧倒的な偏愛をガンガン注ぎ込んだ表現を作品化したい。それをやってお金を稼いでいるか否かよりは、そのものにどれぐらいの愛を注いでいるか、が重点。
愛を持って絵を描いたり、自分でのこぎりを引いて椅子を作ることが大好きだったり。ありったけの音楽への偏愛を注いで曲を書いたり。
その偏愛作品にどんなラベルを付けてあげるか、という話。

そこで、ラベルのワーディングだが、日曜画家、日曜大工とくれば、「日曜作曲者」と言った方がよさそう。だけれども「日曜音楽」がいいなと思った。
私の偏愛音楽は、作曲だけで構成されているんじゃない。作曲だけに限定したくなかった。作曲と聞くと、難しい、と反射的に思う方もおられるし。
鼻歌や手拍子や足音や歯磨きの音や衣擦れの音や、箸で鍋底を叩くのも、音楽。冷蔵庫のうなりも洗濯機の回る音も、聞きようによっては音楽。「生活音」と、楽器が出す「楽音」は否定し合う存在ではない。もちろん即興も音楽だ。
これらを全部包み込むのが、音楽。
ありたっけの偏愛を込めた音楽。こだわりが強すぎるあまり不格好になることもある偏愛音楽。
それを日曜音楽と呼ぼう。

というわけで、ハッシュタグ「#日曜音楽」が生まれた。

あなたの偏愛対象は何ですか?


■即興音日記#143 あかり
https://youtu.be/HgPbB9vGCbg
-new song “dairy improvised music #143 the light”
-10/27/2020, recorded at living room in Kobe
-music time:2’38”
-fujisaki hirokazu : composition, guitar, voice, percussion, video editing
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