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人に困らないお店13 仕事内容は面接時にしっかり説明する。

こんにちは、サイヨウの哲です。
「スタッフに優しく接する」
いい言葉のように聞こえますが、
これが離職の理由になった、そんなお話です。
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あるお店で
「スタッフが働きやすい環境を作ろう」と
やりたい仕事、してほしいことを
よく話を聞いていました。

ある時期から、お店側から今までやってなかった
「やってほしいこと」を伝えたところ、
「その仕事は〇〇さんがやったらいい、
それはやりたくない」と言われました。

仕事だから・・・と経営者は思うのですが
そこから不満がまた増えてきて、
結果、退職にまでなりました。

スタッフが働きやすい環境=
スタッフの好きな仕事だけできるとは違います。
もしかしたらその辞めたスタッフは
「そんなこと聞いてなかった、今やってる仕事だけを
やりたかった」と思ってたのかもしれません。

そのお店ではその後、面接のときに
やってほしいこと、やらなくてはいけないことを
きっちり話すようにしてるそうです。

「思ってた仕事と違ってた」というのは
飲食店ではよくある話で、
ホール希望だったのが洗い物の仕事を
やらされるとは聞いてなかった、とかその逆もあります。

小さなお店だと、
「そりゃ忙しかったらホールも厨房もどっちも
してもらわないと!それくらいわかるでしょ」
と思うかもしれません。

それに対応してくれる子も
もちろんいるでしょうけれど
そうではない子もいます。

面接のときにそれをしっかり伝えて、
少なくとも「やりたくないこと」が業務にある場合、
採用しない方が後々トラブルにもならないでしょう。

もちろんスタッフの話を聞くことは大事なことです。
しかし、一方的に要望を聞くことで
一部の仕事をしないスタッフが出ると
他の人間に負担がかかり、
それが原因でスタッフの離職につながるのは問題ですので
なんでも最初が肝心だと心に決めて
伝えなければいけないことは伝えましょう。

『人に困らないお店 面接時にやってほしいことをきっちり伝える』








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