【病み歌詞】SLAVE/雨緒

前回の投稿と同じく、病み系です。
苦手な方注意してください。


(slave スレイブ→奴隷)

涙すら朽ち果てた
希望すら崩れ落ちた
出来損ないと言われ続けた
存在さえが大迷惑

明日になんの気持ちも抱かず
必死に生きた今日の日々
聞こえてくる綺麗な言葉
心の銃で撃ち抜いて

「愛」も何も知らぬまま
「優しさ」なんて知る筈ない
「孤独」に浸される僕らは
「地獄」へ頭から落ちてゆく

「手首」に目が逝く
「刃物」握り力づく
「溢」れる鮮血何cc
「笑」う僕ら もう遅い

感情すら燃え散った
プラス思考ってなんですか
目の前の人間に対抗も忘れ
されるがままに傷を負う

未来になんの気持ちも抱かず
屋上から見た小さい地面
聞こえてくる綺麗なナイフ
心の盾で跳ね返して

「愛」されることに疑問を抱き
「優しく」されることに疑問を抱く
「孤独」に慣れきった僕らは
「地獄」から抜け出せないまま

「虐」めた人間見下ろして
「殺意」の種から芽が出る
「死」ぬ勇気がないからさ
「奴」らから仕留めたい

くるくる回る観覧車
くるくる回る僕の首
意を決し発した弱い声
自分の耳にも届かない

「生」きることに痛みを感じ
「死」ぬことに快楽を得る
「永遠」に続く地獄の中で
「静」かに僕ら血が抜ける

「手首」に目が釘付けに
「刃物」に興味が湧き
「切」る場所が無いことに気づき
「屋上」へ上がる

「見下ろした先は天国だ」

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