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のんちゃんに、自閉症スペクトラム・軽度知的障害があると分かって肩の荷が下りた
毎年4月2日は、世界自閉症啓発デーです。少しでも多くの方々に、自閉症の事を知って頂けますように…
Kちゃんに、軽度知的障害があると分かったのは6年前の寒さの残る2月の事。
発達検査結果を聞いて、、私の中でスーッと収まっていくものがあると同時に、Kちゃんへ行ってきたことへの罪悪感で押し潰された。
お天気も良くて。だけど、発達検査結果を私一人で聞きに行く勇気がなく主人についてきてもらったのを昨日のように覚えている。
4年生の担任の先生から、「グレーですね」と言われ、何をどうするか分からないまま担任の先生に質問攻め。
今思えば、うるさくて鬱陶しい保護者だっただろうな。
最初に、担任の先生が「スクールカウンセリング」勧められ、カウンセリングの先生と私、2人のみの面談。
結果的に、カウンセリングの先生では先の事をどのようにするか分からず、教育相談へ。
教育相談へ予約連絡の際「就学相談ですか?学習の相談ですか?」と聞かれ、知的に障害があるか知りたい。その結果で支援が必要であれば検討したい旨を話したが上手く伝わらず…
2度目の学習相談時に、もう一度電話で話したことを心理士さんに伝えヤット就学相談に繋がった。
そうだったんだ
![教科書](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75598406/picture_pc_ebabeb9d9ad96dce753814ffb2bbc5c3.jpg)
ヤットの思いでたどり着いた就学相談。
Kちゃんに発達遅れが無いか判断するため、発達検査を受け2週間後結果がでた。
1人で聞きに行く勇気がないのと、主人もKちゃんの親であるため一緒に結果を聞きに行った。
静かな白壁の部屋。
心理士「検査結果ですが、詳しくお話しできません。ただ、お伝えできるのは軽度知的障害があり、本人や保護者の方がご希望されるのであれば特別支援学級適応になると思われます。」
安堵した。肩の荷がスッと下りた。
この言葉に尽きる。
一瞬、時が止まった
のんちゃんに発達の遅れがあることは納得できた。
ただ気になるのは、どの程度の発達なのかという事。
軽度だから1年くらいの遅れかな。と思いながら
心理士の先生に聞くと
心理士「おおむね6歳半の発達段階です。」
一瞬、時が止まった。言葉が詰まった。
よく、一瞬時が止まると聞くことはあるけど本当にあるとは思いもしなかった。
えっ?今11歳よ。発達が6歳半?うそ?
心理士の話が入ってこない。
涙が溢れそうになるのを、笑顔で誤魔化しながら特別支援学級への編入を伝え施設を出た。
車に乗った瞬間Kちゃんの事が走馬灯のように、頭の中を埋め尽くし「何で気付いてあげられなかったのか、もっと早く分かってあげていればKちゃん辛い思いをすることはなかった。私はなんてことをしてしまったんだ。」
溢れる涙を抑えきれず、涙を流しながら高速を運転して帰った。
だけど、今思えばね…
入学当初、学校でトイレが言えなくて失禁。自宅でも、トイレに行くタイミングを忘れトイレの失敗。数えきれない。
何とも言えない幼さ、会話が成立しない。
こちらが言ってることを、理解できない。
買い物をお願いしたら、頼んだもの以上の買い物をしてくる。
買い物に行っても、すぐに帰ってこない。
食事へのこだわり。パスタの形が変わっただけで食べない等。
思い当たることが沢山だった。
主人の意外だった反応
発達に遅れがあると聞いた主人は、てっきり「そんなことない!」と言い出すかと思えば
主人「何があっても、俺たちの可愛い子に変わりないやん。」
この言葉に前に進む自信がついた。
そして、この言葉に今も支えられている。
そう、5年前の2月がのんちゃんと私、主人がスタートラインに立った瞬間だった。
のんちゃんにしてきたことは、決して許されることではない。
だからこそ、全力でKちゃんを支える。そう誓った日。
世界自閉症啓発デー
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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