知ってるようで知らない⁉︎情報収集の危険性〈266〉
今や日本人のスマートフォンの利用率は全体で85 %を超え、(2019年2月時点)誰でも、いつでもどこでも情報を得ることができるようになりました。このように、利便性が高くなった一方、得た情報の真偽を含め、いくつか注意せねばならない事はたくさんあります。
そこで、この記事では情報収集する上での注意点を載せるとともに、そのようなちょっとしたワナに引っかからないようにするにはどうしたらいいかについても紹介します。
1.検索した情報は本当に正しいと言い切れるのか??
近年では、サイトなどの情報源となるものがたくさん錯綜するようになってきました。しかし、それら全てのサイトに信憑性があるとは限らないわけで、果たしてその情報が正しいのか正しくないのかは自分で判断しなければいけません。例えば、Wik ipediaというサイト。このサイトは非常に便利で、レポートなどを作るときにはとても役立つサイトです。しかし、Wikipediaは誰でも書き換えたり編集したりでき、誤った情報が掲載されている場合もあります。そのような間違った情報を鵜呑みにしてしまうと、自分だけではなく他の人へもそれを拡散してしまう恐れもあるのです。
では、どのようにして真偽を見極めたらいいのでしょう? ①出典元・情報源を見つける そのサイトは誰発信なのかをしっかりと明確にしましょう。政府や大手企業のサイトは信憑性は比較的高いと思われますが、匿名の掲示板サイトのようなものはあまり信用はできません。信用のできる情報源からの情報を集めましょう。 ②複数のサイトと照らし合わせる 一つだけのサイトから情報を集めるのは避けましょう。それが信憑性の低いサイトの可能性があるからです。複数のサイトで調べて、共通しているものを使いましょう。
2.時間をかけ過ぎていませんか?
先ほども言った通り、インターネット上にはたくさん情報があるので、1つのことを調べようとするとそれに関連するサイトがたくさん出てきます。それ故、「ちょっとだけ調べようと思ってスマホをいじり始めたらもうこんな時間になってる!しかも良い情報集められてない💦 」なんていうこともあるのではないでしょうか?このように、自分の望んでいるようなサイトが見つからなかった時などに、時間をかけ過ぎてかえって後でパニクることもありがちです 。
では時間を無駄にしないために何をするべきでしょうか? ①自分で時間を決めてから調べ始める いたってシンプルですが、時間を有効に使うためにはとても重要なことです。時間を決めてその時間内で調べられるだけ調べた方が効率がよくなります。 ②目的を明白にする 調べ始める前に、自分は最終的に何を知りたいのかをしっかりと考えておくと、時間のかけ過ぎを防ぐことができます。
3.自分に肯定的な記事しか目につかない!?
実は、何も考えずに情報収集をしてしまうと、新しい情報を得ようとしているのに逆に自分で視野を狭くしてしまう可能性があります。というのも、例えば、ある事柄についてネガティブな印象を持っている人が 、その事柄について情報を集めたい時、その人は検索ワードになんと入力するでしょうか?おそらく、「○○ 危険性」や「○○ デメリット」というようなマイナスのワードを入れるでしょう。すると、マイナスの印象だけが一方的に強くなり、メリットなどのプラスの側面を知らないままでいることになります。このように、知らぬ間に視野を狭くしてしまっているかもしれないのです。
これを避けるための方法として2つ紹介します。 ①先入観を捨ててから情報を集める これはかなり難しいかもしれませんが、先程のように視野を狭くしてしまう原因として、始めから先入観を持ってしまっていることがあげられます。先入観を持っていると、それに縛られて客観的な情報を得にくくなってしまいます。 ②徐々に具体的にしていく これはどういう事かというと、まずは調べたい事について抽象的に検索した後、徐々に具体的に調べていく、ということです。徐々に調べたいターゲットを絞っていくことで、より正確な情報を得ることができます。ただし、最初に抽象的に調べ過ぎてしまうと、かえって時間の無駄使いになりかねないので注意しましょう。
〈まとめ〉
今回は、インターネットで情報収集する上での注意点の例として3つあげましたが、実際はもっとたくさんの危険性が潜んでいます。しかし、それらに正しく対処することができれば、より早く正確な情報を得ることができる、すなわち効率よく情報を収集することができるようになります。 今や情報化社会、ぜひみなさんも効率よく情報収集をして、時間を有効に使いましょう!
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