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三歩すすんで二歩さがる、物理数学のアニメーション視覚化

方程式や関数をアニメーションで表現できないかと思ったのは、先日投稿したこれを綴っているときでした ⇩

ディラック先生のこの論文は、いつものことですが簡素さを尊ぶ彼の性格を色濃く反映しています。

何か数式が出てきても、それがどこから湧いてきて、どういう位置づけなのかはあまり語らず、ひょいひょいと議論が進んでいって、いつのまにか山頂に到達してしまうというスタイル。

私なりに解読していくにつれて、彼は個々の数式が何を描いているのか、あまり考えていなかったのではないかと気づきました。

たとえばこんな波動関数が同論文には出てくるのですが…


$${ψ_{α_1α_2α_3}=exp.i(α_1x+α_2y+α_3z-Et)/h}$$
$${{α_1}^2 + {α_2}^2 + {α_3}^2 - \frac{E^2}{c^2} + m^2 c^2 = 0}$$


これ、先ほど苦心してアニメーション化してみたところ、こんな風でした。

実はこれは完全なものではありません。この波打つシーツが、少しずつ周期をずらしながら上下に重なっていく、そういう3Dアニメーションでないと本当はいけないのですが…

Manimの最新バージョンでは、本当の3D設定ですと私の(というかChatGPTに作らせた)スクリプトの一部が読み取れないようなのです。

どうなってるんでしょうね。

「Manimの旧バージョンをインストールしてみたら?」と生成AIさんはアドバイスしてくださいましたが、そうなのですか?


追記。その後思わぬ真相が判明しますた⇩


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