【日本ハム】個人的選手名鑑を作ってみた【投手編後編に見せかけた中編】

こんにちは。今回は前回の続きです。それでは。


40 福田俊

札幌市手稲区出身の左腕。神奈川への転居を経て大学は北広島にある道都大学(現星槎道都大学)に進学し、2018年ドラフト7位で地元球団である日本ハムに指名された。
昨季は開幕してすぐに膝裏の肉離れを起こしリハビリに励んでいた。6月に一軍昇格するとそのままシーズンが終わるまで一軍に帯同。29試合に登板し失点自責点共に0、防御率0.00でフィニッシュした。ちなみに、前年も13試合で1失点しか喫していない為、ここ2年で1失点と驚異的な結果を残している。歌が上手い。

41 ブライアン・ロドリゲス

来日7年目を迎える右腕。7年目て、ロドリゲスが開幕投手をした頃に生まれた子が小学生よ。
昨年はなんやかんやで37試合に登板するも、防御率5点台と期待に応えられなかった。そして3年ぶりに複数イニングを投げることもあった。シーズン終了間際に先発調整を命じられ、実際に試合にも出場したが結果は残せず。今年はどう起用されるか不透明である。が、恐らくブルペン起用と思われる。Instagramにメッセージを送るとすぐにリアクションをくれるので良い人。

42 アニュラス・ザバラ

筆者が体調を崩して布団で横になっていた時に獲得報道が出たドミニカン右腕。
如何にも速い球投げそうな雰囲気でちゃんと速い球を投げることが出来る。鋭く落ちるフォークも持っている。が、ここまでは割と捉えられていることが多い。思ったよりコントロールが荒れる感じはしないけど、真っ直ぐの球威がもうひとつないと厳しいかもしれない。割とクイックは速め。筆者は以前某所で遭遇したことがあるが、生ザバラのあまりの大きさに衝撃を受けた。

45 ドリュー・バーヘイゲン

3年ぶりに日本ハムに帰ってきたメジャーリーガー右腕。第1次日本ハム時代は150キロを超えるストレートやツーシーム、そしてカーブを投げ分け三振の山を築くパワー系投手であったが
元々痛めていた股関節の悪化(?)もあり、ここまではストレートの平均球速が140㌔前半にまで落ち込んでいる。ついでにコントロールもそんなに良くないのでまあまあ打たれて開幕ローテには残れなかった。今後はどうなるか分からない。元ソフトバンクサファテのように、股関節の手術を行った場合はもう投手として帰ってこられない可能性もある。今出来るのは、股関節の痛みが癒えることを祈ることだけかもしれない。

46 畔柳享丞

帽子を飛ばしながら150㌔のストレートを投げ込む3年目右腕。ルーキーイヤーは15回で16三振を奪うなど、同期高卒投手(達松浦福島柳川)の中では1番良いスタートを切ったものの、昨季は奪三振率の低下と反比例するように与四球が増え、防御率も爆上げとなった。しかし、今季は既にイースタンで2試合5回を投げ6奪三振、与四球は1と内容がかなり改善されていそう。今年は一軍で10登板はしてほしい。

47 鈴木健矢

エスコンでの日本ハム公式戦初勝利投手となったアンダースロー右腕。昨季はブルペンでスタートしたが、ポンセの離脱や上原がピリッとしなかったこともあり先発に回った。中5日や中4日で登板した結果、心身共にすり減り、暫くは野球を観ることさえできない状況にまで陥ってしまった。終盤は一軍に復帰し、元気な姿を見せ、また今キャンプでも行動を続けている。高校生の妹がおり、ねだられるとなんでも買ってしまうらしい。ちなみに、健矢の顔の可愛さに気づいたのは筆者が最初(と言い張っている)である。

48 齋藤友貴哉

江越と共に阪神から移籍してきた右の剛腕。
昨年はキャンプ初日に行われた紅白戦で右膝を故障し全休した。今キャンプで実戦に復帰し、150㌔を超えるストレートを投げ込む所まで回復した。
パワーピッチャーが少ない日本ハムブルペン陣において、彼の出来はかなり重要と言える。とはいえ焦るのも良くないので、交流戦頃からの一軍合流を期待。

51 石川直也

出始めの頃はマイメロのリュック(投手陣の中で最年少の選手が持つとされる)を多くの機会で背負っていたこともあり、“マイメロ王子“ の愛称でも親しまれていた右腕。TJ明け2年目の昨季は開幕一軍を掴むも直後に負傷してしまい、守護神の座を田中正義に奪われた。復帰後も勝ちパターンに定着することは無く、不本意な成績で1年を終えた。故障前の石川直也というと、150㌔を超えるストレートとフォークを主体としたパワーピッチを持ち味とする投手であったが、負傷後は平均145㌔程度に終始しており、ここの改善がないと成績の上積みが望めない可能性がある。しかしこの頃は徐々に出力も上がってきているのは好材料だろう。あの頃の支配的な投球を心待ちにしている。

52 池田隆英

常に吠えながら投球するマウンドでの姿とグラウンドを離れた時のファンサービスで見せるギャップが魅力の右腕。
昨季は開幕を二軍で迎えたが、ポンセの離脱の影響で開幕直後に一軍で先発を任され、150㌔を超えるストレートを主体とした投球で好投し、以後からブルペンに配置されるように。
最終的には勝ちパターンの一角として主に8回を担当することとなり、キャリアハイの数字を残した。その反動で右肘のコンディションが良くないらしく、今キャンプ途中から実戦から遠ざかっていて開幕絶望。というか今年帰って来れるといいなくらいに思っている。
登場曲は北海道出身の歌手 大黒摩季が歌う “熱くなれ“ 。

54 安西叶翔

スリークォーター気味から150㌔に迫るストレートを投げ込む2年目右腕。
昨季は故障もあり、実戦登板はかなり後半にズレ込んでしまい、今年は恐らくまだ投げていない(はず)。まだ高卒2年目で焦ることもないので、きらくにいきましょう。ちなみに孫易磊とは同学年。

55 松浦慶斗

出身は北海道では無いものの、旭川在住時にファイターズジュニアに選ばれた経験を持つ3年目左腕。大きなからだから放たれるストレートはとてもロマンを感じさせる。が、コントロールに難があり与死球が多い。与四球ならまだしも与死球が多いと相手に怪我をさせるリスクがある為なかなか試合での登板は難しくなってしまう。まだ3年目だが、立場としてはやや厳しいところにあるかもしれない。

57 北山亘基

“教授“ の愛称で親しまれる長身右腕。
昨季途中、チーム事情により先発に配置転換され、最初の試合で6回ノーヒッターと最高の結果を残した。そこから2ヶ月ほどはローテーションを守り、巨人戦では初ヒット、初打点を挙げ二刀流として存在感を発揮。ただ、7月に入った所でストレートの平均球速が下がり始め、8月には130キロ台を計測することもあり状態が心配された。しかし、今キャンプでは150㌔を上回るストレートを取り戻し、開幕ローテーションの一角を掴んだ。田中正義や万波と同じくリトルトゥースである。そして二郎会の一員でもある。ちなみに、地下鉄琴似駅から歩いて15分ほどした所に “京風創作料理 北山“ がある。


3,000文字が近づいてきたので、今回はここで終わります。開幕まであと67時間ほどになってきましたが、どうにか明日明後日で書ききろうと思います。リアクションいただけたら嬉しいです。

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