【日本ハム】個人的選手名鑑を作ってみた【後編になる予定だった】

前回から引き続き。それでは。


59 根本悠楓

胆振管内白老町出身の4年目左腕。まだ20歳。
イースタンで順調に滑り出した1年目。
初登板、初先発、初勝利など経験を積んだ2年目。
期待された3年目は、キャンプからコンディションが上がらず、一軍ではわずか5先発に留まった。しかしながら、ボールの力強さが増したり、新球種であるシンカー系フォークで空振りを奪うなど着実に成長しているのが感じられた。
今季は開幕ローテこそ逃したものの、比較的状態は良さそうなので、先発が6人(以上)必要になる5月からの稼働を期待。白老牛を使った球場グルメはなんと¥2,700。

63 北浦竜次

かつてイースタンで最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕。
昨年は一軍でキャリアハイとなる12試合に登板し11奪三振 与四球も2つと内容面での向上が見られた。教育リーグでは先発で起用されることもあったが、今年もブルペンに回ることが予想される。
北浦の主な持ち球は150㌔近いストレートとフォーク、そしてスライダーであるが、今キャンプでの実戦を見ていると、140㌔前後のシンカー系のボールでカウントを取るシーンも多かった。昨季の対左打者の被OPSが.800台だった為、そこに向けた対策とみられる。3年ぶりに開幕一軍が濃厚な今季は、左のロングリリーバーとして腕を振り続けてほしい。

67 山本拓実

昨年途中に郡司と共に中日から移籍してきた右腕。167cmと小柄ながら、150㌔を超えるストレートを投げ込むのが1番の魅力である。
昨季の成績を見ると、右打者に対しては被打率.222 24三振 3四球で被OPSも.600台とまずまずの数字。一方で左打者に対しては、被打率.348 6三振 8四球 被OPS.800超えと苦手にしていた。参考までに、2022年の松本剛が打率.347 OPS.836だった。今季はブルペンで開幕一軍スタートが濃厚である。対左を克服し、火消し投手としての立場を確立してほしい。ちなみに北海道に移住した。

93 田中瑛斗

高校時代は九州のダルビッシュとも評された右腕。昨季はわずか2先発に留まり、内容もいまいちだったのでかなり危ない立ち位置だと感じていたが、今季も無事に支配下契約を締結。
操れる球種自体は割と多いものの、明確な決め球が存在しなかった為、三振が少ない点が課題だったが、今年はスライダーの改造に着手した模様。先日のイースタンでは5回で8個も三振を奪い、内容も良くなっていそう。アメリカへ旅立った上沢の穴を埋めるべく、一軍で奮闘したい。オフには伊藤と共に釣りに行くこともある。

94 福島蓮

先日支配下契約を勝ち取った長身右腕。
高卒2年目の昨季はイースタンで16試合 51.2回を投げた。ルーキーイヤーからある程度三振は奪えていたが、制球力が課題だった。しかしながら昨季は与四球率が4点台にまで改善し、奪三振率も向上するなど実りのある1年だった。
今キャンプはリリーフとして数試合に登板し、150㌔を超えるストレートとフォークを主体に空振りを量産。当初はブルペンで開幕を迎える予定だったそうだが、高いポテンシャルが評価され、二軍で先発調整することとなった。
ひとまずは球数を増やしたり、登板間隔を短くしたりして一軍デビューに向けて取り組む模様。どうやら福島蓮という同姓同名の社会人女子バレーボール選手がいるらしい。

113 加藤大和

190cm79kgという細身は福島蓮を思わせる高卒ルーキー左腕。現状の最速は144㌔だそうで、これからのスピードアップにも期待がかかる。
祖父が愛知で居酒屋を営んでおり、そこの “ねぎま“ を好物としている。

114 松本遼大

大谷翔平や菊池雄星と同じく花巻東高出身の右腕。大きな体から150㌔前後のストレートとフォークを武器に三振を量産する。
昨季はイースタンでキャリアハイのシーズンを過ごした。奪三振率は9.00を超え、与四球率は2.30とほぼ半減。そして、狭い鎌ケ谷を本拠地としながら被本塁打がたったの2本である。
いよいよ支配下への期待が高まってきた中、今キャンプはほぼ別メニュー調整でここまで実戦登板はない。後輩の福島蓮に支配下レースでは先を越されたが、ここからの巻き返しに期待。

115 齊藤伸治

鋭く曲がるスライダーを武器とする右腕。
昨季はイースタン43試合に登板し54.1回を投げ、鎌ケ谷を支えた。齊藤の持ち味は上記の通りスライダーで、空振りや三振を取るシーンもある一方で、2022年は与四球率が8.53、去年は改善したとはいえ4.64と優秀な値では無い。支配下に向けてはそこがネックになってきそう。ちなみに、齊藤伸治の齊藤は齊藤京子の齊藤で、齋藤友貴哉の齋藤は齋藤飛鳥の齋藤です。覚えておきましょう。

123 柳川大晟

3年目の超有望株右腕。昨季は登板数が増えた中で、15.2回で20奪三振 3与四球 防御率1.72と圧倒した。リリーフであれば今のままでも一軍で通用すると思うが、今年はイースタンで1登板あたりのイニング数を増やす方針だそう。先発投手として、福島や達、孫易磊らと共に数年後の日本ハムを背負うことが期待される。

126 中山晶量

四国アイランドリーグ、徳島インディゴソックスから入団した25歳の右腕。高校時代は河野とチームメイトだった。
昨年見た感想としては、もう少しスピードが欲しい&フォークの質を高めたい。真っ直ぐフォークを主体とする投手は多いが、競争を勝ち抜いてほしい。

128 山本晃大

昨年の鎌ケ谷を支えたうちのひとり。スリークォーター気味の左腕。
とんでもない炎上があった為、防御率はあまり良くないので微妙だと感じる人もいると思うが、57.1回で46三振20四球で内容はそこまで悪くない。強いて言うなら被本塁打がちょっと多い。
沢山投げたから給料で反映されるといいなと思っていたが、推定年俸は変化せず。今年もよろしくお願いします。

130 鍵谷陽平

渡島管内七飯町出身のベテラン右腕。5年ぶりにチームに復帰した。
年々ストレートのスピードが下がっており、昨年は140㌔台前半を計測することも少なくなかった。
その為巨人から戦力外を受けたものの、古巣からのオファーに応え育成選手として契約した。
キャンプを見ての感想は、うーーん、、、って感じ。頑張ってもらいたい。


本当は今回で投手編を終わらせる予定でしたが、疲れたので一旦終わります。
起きていれば機内で更新する…かも?

ではまた。

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