変人扱い

 側聞するところによると大学内でぼくはキチガイと言われているらしい。友人に君はキチガイだと言われると何故だか嬉しくなる。だが、ぼくの知らないところで悪く言われていると思うとぼくは満足することができないのだ。
 
 こんなことを書くぼくは滑稽な男だ。
ぼくは自分のことをいくらでも悪く書くことができる。ぼくの言語の限界が来ない限りぼくには書くことができる。だが、悪く一言言われるとぼくはすぐに弱くなってしまう。

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