本は何冊買ってもいい

そう、本は何冊買ってもいい。そういうことになっている。
我々夫婦は教養を愛しているから。
たとえシノビガミの流派ブックであっても、遊んでくれる人がいなくても、本なら咎められない。
まあ、何買っても夫に咎められたことないんですけど。

でっかい本屋をぷらぷらして、タイトルとか表紙とか店員さんのポップとかだけで気になった本を買うことはとてつもなく楽しい。
たとえ、中身が期待していたものとは全然違っていたとしても。あまり自分には合わない本を引き当てたとしても。
体感8割くらいあたる。2割くらいは、まあそんなにかなって感じだ。
時々大当たりが出て、やめられねえ!ってなる。

かつては小説ばかりを読んでいたが、最近は新書とか買うようになった。
小説よりも少しずつ読むのに適している気がする。
あとは、最近すごくよかった本を見つけたのと同じ棚という理由で、文学批評の本とかも読むようになった。
ただジャケ買いをしてみると中身が専門的すぎて、首を傾げることがまあまあの頻度である。
ので、大学の講義とかで教科書になってそうな文学構造の本を買いました。
賢くなりたいねえ。

結局週末に、10冊本を買ってしまった。
自分で買った本って、好きなときに読めるのが本当にいい。
図書館って本当にありがたい施設だと思うのだけど、期限までに読み切れなくて返却することが多くて悲しくなる。
積読って高校生くらいまでは理解できなかったけれど、今ならわかる。
興味は広いしお金はあるし、でも集中力と時間がないんだ。
でもまだ知らないことがあって、読める本がたくさんあるってことは幸せなことですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?