見出し画像

ChatGPTで正確なbotは作れない。CozeによるLINEスケジュールBot開発を諦めた話。

こんにちは!「1年後起業する人」です!

ここでは、私の起業に向けての学びや進捗をシェアしています。私の目標は、「日本の地域振興と高齢者の雇用促進を観光業を通じて実現すること」です ٩( 'ω' )و
今回も一緒に学んでいきましょう!!


LINEスケジュールBot開発を諦めた話

今回は、私がCozeというサービスでLINEスケジュール管理Botを作ろうとして諦めた話を共有します。

「そもそも使い方が間違ってるよ!」という意見はわかります。
が、AIで簡単にサクッとサービスができるということで、何かしら形のあるサービスをとりあえず作ってみたかったのです。



Cozeとは?

Cozeは、プログラミングの知識がなくても簡単にチャットボットを作成・管理できるツールです。ChatGPTやGeminiなどの生成AIを簡単に組み込むことが可能で、LINEやSlackなどに導入できます。

こんな感じでプロンプトを入れるだけでチャットボットが作れる。すごい。

きっかけ

「とにかく形あるものを作りたかった。」
「今あるアイデアを形にしてどんどん世に出したかった。」
というのがまず最初のきっかけです。
しかし、実際に作業を始めると、数々の問題が浮上してきました。


LINEスケジュール bot概要

簡単にどんなサービスかと言いますと、
・ユーザが「明日の10時に映画館」や「8/16に花火大会」などと自然言語でチャットすると、自動でスケジュールを組む。
・その日になるとリマインドしてくれる。
・グループラインでも使用可能。

というサービスです。
ありそうで、あるかもしれませんが(笑)、とりあえず作ってみよう。


プロンプト設計の難しさ

最初に取り組んだのは、AIに適切な回答を生成させるためのプロンプト設計でした。
プロンプトに厳密な制約を設けることで、AIの出力をコントロールしようと試みましたが、制約を増やすほどに、出力が不自然になっていきました。
プロンプトによる開発では細かい調整やデバッグが難しく、結局は人間がAIの出力を確認し、修正する必要がありました。

なんだこの会話…(笑)

でもそれだと結局生成AIを扱える人じゃないと使えないサービスになってしまう!!


自然言語理解の限界

自然言語の理解をAIに任せること自体は魅力的なアイデアでしたが、実際には多くの抜け道が存在しました。
例えば、ユーザーが誤って現在時刻を変更してしまうと、Botは正確に機能しなくなります。スケジュールBotとしての最も重要な機能が損なわれてしまうのです。


AIの正確性と手動コードの利便性

生成AIはまだ完全には正確でないことを実感しました。AIによる処理よりも、自分でコードを書いた方が早くて正確だと感じる場面が多くありました。
Databaseという機能がありテーブルを作ってみましたがダメで、それならもうカレンダーアプリに登録してそれを出力した方が、、、

いや、簡単にサクッと作ろうとしたのに返って難しくなっていってるぞ、、、

となってしまったわけです。


結論

この経験を通じて、現時点の生成AIには「開発の補助」「正確さが絶対でないサービス」といった用途でこそ活躍すると感じました。正確な処理が求められる場面では、コードを1から書く方が早くて確実だという結論に至りました。
生成AIの可能性は無限大ですが、現時点ではその限界を理解し、適切に活用することが重要だと感じました。

とはいえ「とにかく形あるものを作りたい」という想いはあるので、生成AIを最大限活かせる、かつ簡単に作れるサービスをまずは作っていきます!!

以上が、私がLINEのスケジュールBotを作ろうとして諦めた話です。この経験が、同じような課題に直面している方々の参考になれば幸いです。


これから作る方へ。

これだけは伝えておきたい。
CozeにはTriggerというタスクスケジューラのような機能があるのですが、

Discordしか使えない!!

知らんて!ここにどれだけ時間を使ったか!!言うといてや!!!
以上です。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
今回の内容について、質問やコメントがあれば、ぜひ気軽に書いてくださいね。皆さんのフィードバックや意見をお待ちしています!

次回もお楽しみに!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?