武漢肺炎の表紙用_白

武漢肺炎の気になる潜伏期間についての情報 (更新日2/23)

 ※潜伏期間、随時更新します。

 人民日報、フェニックスの2月10日の報道を引用2月9日、中国新型コロナウイルス専門家チームのリーダー鍾南山氏が新論文を発表。要点は二つ
 1、「新型コロナウイルスの潜伏期間は最大24日間」
 2、「半分以上の患者は早期発熱しない」

 査読前の論文
Clinical characteristics of 2019 novel coronavirus infection in China
(中国における2019年の新規コロナウイルス感染の臨床的特徴)」(注:プレプリント*)

 ・潜伏期間の中央値は3.0日(範囲:0~24.0日)
  感染から潜伏、発症まで随分とばらつきが見られます。
 ・2019-nCoVの流行は、人から人への感染によって急速に広がります。
 ・発熱(87.9%)と咳(67.7%)が最も一般的な症状で、下痢はまれ。
 ・2019-nCoV感染症の一部の患者には、正常な放射線所見が存在します。

*プレプリントへの注意点:
 https://www.medrxiv.org/content/what-unrefereed-preprint

 この話は既に話題になっている様で、MedRxivの論文の下には「この記事を参照しているツイート一覧」が載ってました。
(凄いですね。こうして記事を書く最中も続々と反応が見て取れます。)

 論文を発表した中国新型コロナウイルス専門家チームのリーダー鍾南山氏

鐘南山医師 国家衛生当局リーダー

ロイター記事(更新:2020/20/23)

[上海 22日 ロイター] -
中国・湖北省当局。新型コロナウイルスに70歳の男性が、感染したと思われる時点から27日間、新型肺炎の症状を示していなかったことがわかった。同ウイルスの潜伏期間はこれまで14日程度とみられていたが、実際にはさらに長い期間である可能性も出てきた。

この男性は妹が住む同省東部の都市から1月24日に北部の神農架地区に車で戻った。この妹は感染者で、男性は濃厚接触していた。

その後、この男性は2月20日に発熱症状がでたため、その翌日の診断で新型コロナウイルスへの感染が確認されたという。

 27日間の潜伏期間の可能性を伝える記事でした。
 ~30日や60日説を唱える方も中国の方で見かけたことがあったので、実のところもっと長い可能性もあるかもしれませんね。



 単なる世迷い事的感想: 
0.0~24.0日の潜伏期間で中央値は3.0日…これ潜伏期間がばらつく理由は何なのでしょう?年齢や性別や体力面等で何か関係があるのでしょうか?
 症状も極軽い人が多いようです。
 もし重篤しやすい人に特徴があれば対処の仕方が大きく変わると思います。
 また、重篤なケースですが、記憶免疫が付かず何度も罹患する可能性だとか、免疫系統が脅かされてしまうという話題を耳にします。
 このウイルスに付きまとうように色々なウイルスに重篤患者が罹る点もや、検査キットで陰性だったケースも謎のままです。
 まだまだ未知の多いウイルスです。
  
 1月中旬から一気に沢山の情報が流れてくる2019nCoV。
 取り置きたい情報の数々がありましたが、その数多くがTwitter内を流れ去り、調べるヒントや調べた結果も烏猫の記憶からすり抜けて行きました😓
 そして、その情報たちが集まるとある程度見えてくる点があり、そういった見えてきた点は、後日Twitter内でも話題になる事が多く改めて情報の凄さを実感します。

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