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僕の通った化学参考書ルート

こんにちは。
化学の勉強ルートを書いていきます。

化学は最初の方は暗記することが多く、一定期間はめんどくさい時間が続きました。計算問題でも、解くべきパターンを覚えておくことが大切になるので、単純暗記+問題解法の型を最初の数ヶ月で叩き込んだら、あとは怒涛の問題演習です。

化学に関しても、①基礎学習、②基礎・標準演習、③過去問演習、④応用演習に分けて見ていこうと思います。



<基礎学習>

・橋爪のゼロから劇的にわかる授業

名前の通り、初学からでもしっかり学べます。これを一周、少しでも早く終わらせるように急ぎ目で学習しました。

また順番的には理論→無機→有機と進むのが一般的かと思いますが、自分は理論が一番難しい感じがしたので一旦放置し、有機→無機→理論と始めました。また参考書だけではあまり定着しませんでしたので、有機、無機だけは化学でもスタサプを使いました。


講座を担当してた坂田先生、めっちゃ教え方がうまくて助かりました。
※後に知ったんですが、駿台の先生だったんですね。駿台の化学科いい先生しかいない…

<基礎・標準演習>

基礎学習で学んだことをひたすらアウトプットです。収録問題数がとにかく多いので問題を解きまくり、インプットしたことをアウトプットしながら定着させていきます。

エクセル化学が習得し終わったところで標準問題のほとんどは解けるようになるので、この参考書だけでも中堅国公立大学までなら十分に戦えると思います。

<過去問演習>

エクセル化学が終わり次第、過去問演習に入りました。化学以上の問題まで出題されるのかを確認するのと同時に、問題の時間配分なども把握しておきます。また、苦手な分野も見えてくると思うので、夏までに過去問演習を終わらせ、秋以降に実行する計画を立てました。

<応用演習>

・化学の新演習

過去問演習で把握した、エクセル化学と過去問とのレベルのギャップを埋めるための問題を習得していきます。中には東大京大レベルの問題も数多く収録されているので、そういうのは無視しました。

・駿台夏期講習 化学特講Ⅰ

言わずとしれた駿台の夏期講習。今はオンラインでも受けられるので、全国どこでも受講可能です。何と言ってもテキストと教え方が秀逸。理論化学で最も差がつく化学平衡に関してはこれをやり込めば、大丈夫です。

夏にテキストをもらいますが、受験本番まで消化できないので、理論化学に関してはこれで完璧になります。ただ、担当する先生によってプリントや、進め方が異なるので注意が必要です。上のリンクに詳細が書いてありますので、参考にしてみてください。


おまけ

・化学の新研究

辞書代わりとして使いました。ただ、これをベースに勉強するのは明らかにオーバーワークかつ非効率なので、知りたいことがあったときだけ使うようにしていました。

まとめ

化学は初学時から安定期に入るまでかなり時間を要しますが、安定期にはいればヌケモレを防ぐような復習中心の学習で落ち着くようになるので、まずは安定期までいち早くもっていくことが大切だと思います。

安定期から先はかけた時間に対してそこまで点数が伸びないですし、配点的にも他の受験生に対してそこまでアドバンテージをとることはできないので、その分を数学と英語に回すべきです。

それではまた。

読みに来てくれてありがとうございます!