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最近❶

   1ヶ月程前、シズニ(ウィシズニ)垢を作り、絵を描くのが好きだった私はWISHのファンアートを描き投稿していた。デビューする前から注目を集め、輝かしいデビューをした彼らを応援しているのがとても楽しかった。

  それなのに私は4月の中旬、Xのアカウントを削除し、絵を描くのをやめた。私がアイドルという存在を「理想」として描いてしまっているからだと思う。まだデビュー直後でこれからなんだからいろいろ幻滅したり悲しくなるのはおかしい、そう思われるのもおかしくない。日本よりも韓国での活動が多い、weverseの投稿が日本語より韓国語、ライブ配信も韓国語、全て「韓国の事務所なんだから、K-POPアイドルなんだから」そう言ってしまえば納得いくのかもしれない。でも私はどこか寂しい気持ちがあった。サイン会、お渡し会、ヨントン、ライブに参加すればそんな気持ち忘れちゃうよ、そんなことを今読んでる貴女に思われてるかもしれない。「できたらね」って私は思う。
  そもそも私がWISHにこんな思い入れがあったのは自分が今までで1番どん底にいる状態のとき、WISHに希望や夢を与えられたから。大学受験に失敗してもう1年を決めた3月。なんとなくで追っていたWISHが暗闇にいる私に光をくれた気がした。家族の中での決まりでもあったが、私自身も決めていた。大学生になったらイベント類に参加しよう、と。それまでは頑張ろうと。今やSNSだけでもアイドルにメッセージや画像、映像などを届けることができる。あくまで「趣味」なのだから、自分の人生のほうが大事。私はそう決めていた。だからこそSNSを通じて感じる違和感や虚無感が苦手だった。今はただ楽しい嬉しい、プラスの感情だけがほしかった。SNSをしてれば、たくさんのレポも流れてくる。自衛しきれないほど。

  私は世界中にいるファンのうちの1人にすぎない。私が悩んだところで、何かあるわけでもない。そもそも楽にアイドルを好きでいればいいんじゃないか、そう思うようになった。いろいろ考えすぎずに。今の私にはそれが向いてるんだろう。そして、WISHも今までより離れて応援しよう、と。

  最近は、と言うとそこまでアイドルに浸かってる訳でもない。勉強するのに精一杯で時間がないというのが正しいのかもしれない。きっとこれくらいが丁度いい。でも、新しく出逢ったグループもあって、それとは別に元々「リアコ」のアイドルもいて…という感じ。この辺はまた別の機会に書き留めておこうかな。

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