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【鑑賞記録】東京バレエ団『白鳥の湖』を観ました

久々に生のバレエを観た。
意外にも私は6歳からバレエを習っている。
最近はYouTubeとかで観るくらいで実際に舞台を観に行くことが減ってたため、結構ワクワクした気持ちで鑑賞した。


今回の東京バレエ団の白鳥の湖は
ブルメイステル版🦢」


そう、実は、
バレエって同じ演目でも演出者によってストーリーや使用楽曲、振付などが変わってくる。だから、
「白鳥の湖って最後に身投げするから辛い😢」
って思う人も、主人公が死なない演出を観に行けば
「ハラハラしたけどハッピーエンドでよかった♡」
となる。

今回鑑賞した「ブルメイステル版」は、原曲に忠実に振り付けられた点や、女性が白鳥に変えられてしまうシーンをプロローグに入れることで作品に一貫性を持たせたこと、さらに3幕の他国からの舞踏会参加者たちがロットバルト(悪者)の手下であるかのような少し不気味な演出が特徴的である(3幕のキャラクターダンスは本当に観てて楽しいのでオススメ)。

終盤までハラハラする構成だが、ハッピーエンドで終わるのが唯一の救いだなと思う。
でも、身投げしちゃう天国で幸せになろうバージョンもそれはそれで儚くて好きなのだが。

また、上演時間は長いが、いわゆる有名な白いバレエが観れるし、ストーリー展開も割と分かりやすいため、バレエをまだ観たことがない人でも観やすい演出となっている。

今回バレエを鑑賞して、
まず群舞の美しさや、ダンサーの技術力に鳥肌が立ちまくりだった。1人でもタイミングがずれると違和感が生まれてしまう群舞で、あそこまで揃えるのには一人一人の弛まぬ努力があったのだろうなと思い、死ぬ気で目に焼き付けた。手が痛くなるまで拍手した👏

主要キャストの方々もとても豪華で、指先や目線、ちょっとした演技に至るまでこだわり抜かれていて、3時間ずっとワクワクが止まらなかった。
3幕が元々大好きなのだが、
映像では味わえない臨場感を感じられたのはやっぱり嬉しかった。
あー、既にまた観たくなってる…

そして、あの大人数の作品がコロナに負けずに無事に開催できていることにとにかく感動した。
映画みたいに出来上がったものを上演するのではなく、ダンサーもオーケストラも全員がその場にいないと成り立たないからこそ、より興奮するんだろうな〜とか思った。

白鳥の湖🦢をモチーフとしたお花が飾ってありました。


あと、この入り口にあったお花💐
Twitterとかにお昼に撮られた写真載ってたけど、個人的には夜にライトアップされているのも好きだなって思った。

鑑賞記録ってより、違う部分の記録がメインになっちゃったけど、今年はこういう生の舞台を積極的に観に行きたいなと思いました。
バレエ難しい、と思ってる方は、是非ブルメイステル版🦢観てみてください。

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